久保建英、W杯は「最も残酷な形で幕切れ」 オランダ戦の悲劇が「彼の運命を変えた」

日本代表の久保建英は負傷が癒えず【写真:ロイター】
日本代表の久保建英は負傷が癒えず【写真:ロイター】

スペインメディアが嘆き「飛躍のチャンスとなるはずだった」

 サッカー日本代表は現地時間6月29日、北中米ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦でブラジル代表と対戦し、1-2の逆転負けを喫した。日本代表MF久保建英は負傷が癒えていない状態でベンチ入り。今大会は初戦のオランダ戦のみの出場に終わったが、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」はこの結末を「W杯の夢が最も残酷な形で幕切れとなった」と報じている。

 日本は前半29分にMF佐野海舟のミドルシュートで先制するも、後半11分にMFカゼミーロに同点ゴールを許す。さらに後半アディショナルタイム、途中出場のFWガブリエル・マルティネッリに痛恨の逆転ゴールを決められ惜敗した。グループリーグ初戦のオランダ戦(2-2)で相手DFデンゼル・ダンフリースの激しいタックルを受け、左膝を負傷した久保は、懸命なリハビリを経てこの大一番で3試合ぶりにベンチ入りを果たしたが、再びW杯のピッチを踏むことは叶わなかった。

 同メディアは「久保建英のW杯の夢は、最も残酷な形で幕切れとなった。レアル・ソシエダ所属の久保は、開幕戦以降、ピッチ上で日本代表に貢献できなかったという苦い思いを抱えながら、この主要な国際大会に別れを告げる。オランダとのグループリーグ初戦での不運な出来事が、彼の運命を完全に変えてしまった」と、久保の負傷が本人にとっても日本にとっても、痛手となる分岐点であったと主張している。

「久保にとって飛躍のチャンスとなるはずだった。不運な膝の負傷に苦悩しながらベンチから母国の敗退を目の当たりにした無力感は計り知れない」と、久保の心情に寄り添い、「この残酷な結末を経て、クボはサン・セバスティアンでの完全な回復に集中しなければならない」と言及。4年後の大会では、久保は29歳となる。キャリアのピークを迎える次大会で、本領を発揮する姿に期待したい。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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