母国ブラジルではなく「日本を応援する」 元代表MFが“成長”に太鼓判「走り回るだけではない」

元日本代表の三都主アレサンドロ氏【写真:アフロ】
元日本代表の三都主アレサンドロ氏【写真:アフロ】

W杯2大会出場の三都主アレサンドロ氏が母国メディアで語る

 日本代表は現地時間6月29日、北中米ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦でブラジル代表と対戦する。この試合を前にブラジル出身の元日本代表MF三都主アレサンドロ氏がブラジルメディア「グローボ」の取材に応じ、日本代表の成長ぶりを語るとともに、日本を応援すると表明している。

 4年前のカタール大会で、日本はW杯優勝経験のあるドイツ、スペインを破り、その後も親善試合でブラジル、イングランドから勝利を挙げてきた。そうした実績もあるだけに、この試合は大きな注目を集めている。

 日本代表として2002年の日韓大会と2006年のドイツ大会に出場した三都主氏は、どちらを応援するかという質問に対して「間違いなく日本を応援するよ」とコメント。「すでに何百万人というブラジル人がブラジルを応援する。僕くらいは日本を応援させてよ。僕が選んだチーム、国旗だし、日本が良いサッカーをすると証明してほしい。少し寂しい気もするけれど、どうなるかは分からない。(日本が勝てば)次のW杯で、ブラジルがより強くなって戻ってくるかもしれないからね」と語った。

 2006年のドイツ大会で日本はブラジルに1-4で敗れた。その1年前、ジーコ監督の率いた日本は、コンフェデレーションズカップでブラジルと2-2で引き分けていた。今回も日本は親善試合でブラジルに3-2と勝利し、良い記憶があるなかで、世界最高峰の舞台でブラジルと戦う。

 日本は番狂わせを狙ってブラジル戦に臨むが、三都主氏は「日本代表は、以前よりもしっかりと準備ができていると感じる」と自信を見せ、「もしブラジルが油断すれば、負ける可能性もあるだろう」と指摘。「日本は試合をコントロールする。単に無邪気に、ガムシャラに走り回るだけのチームではなくなった。組織力という点では、ブラジルよりも優れている。もちろんブラジルが本命であることに変わりはないけれど、日本が番狂わせを起こす可能性は十分にある」と強調した。

 20年ぶり2度目となるW杯でのブラジル戦、日本はどれだけ成長した姿を見せることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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