韓国代表、ホン・ミョンボ監督が辞任を表明 W杯敗退で謝罪「責任はすべて私にあります」

韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督【写真:ロイター】
韓国代表を率いるホン・ミョンボ監督【写真:ロイター】

28日にキャンプ地で会見を開いた

 大韓サッカー協会は現地時間6月28日、北中米ワールドカップ(W杯)のベースキャンプ地のメキシコで会見を開き、ホン・ミョンボ監督が出席。「私はサッカー大韓民国代表の監督職から退くことといたします」と辞任を表明した。韓国メディア「朝鮮日報」が報じている。

 今大会、グループAに入った韓国は、開幕戦でチェコに2-1の逆転勝利を収めたが、第2節でメキシコ代表に0-1で敗れると、第3節でも南アフリカ代表に0-1で敗れて3位に転落。決勝ラウンド進出は、他のグループの結果次第となっていた。大会が進んでいくごとに、次々と他グループの3位が韓国を上回っていき、最終的に10位まで順位を落としてグループステージ敗退となった。

 ソン・フンミンやイ・ガンイン、キム・ミンジェといった強力なメンバーを擁しながらも水準以下のパフォーマンスで早期脱退となったことで、指揮官への批判の世論はさらに強まっていた。李在明大統領も公式SNSで失望を表明する異例の事態となり、帰国セレモニーも中止になるなど、韓国国内でも波紋を呼んだ。

 そして敗退の決まった28日に、チームはベースキャンプ地のメキシコで会見を開いた。「韓国サッカーを愛し、いつも代表チームを応援してくださった国民の皆様に心からお詫び申し上げます」と謝罪したうえで、「本日、代表監督の職から退きます」と語った。

 さらに指揮官は、重責を担ってきたこれまでの2年間を振り返りつつ、結果を受け止める覚悟を口にした。

「監督という座は、結果の前でいかなる説明もできない座であると考えています。そのため、本日は説明よりも責任を申し上げるためにこの場に立ちました。国民の皆様が期待されていた結果を最後までお見せすることができませんでした。その責任はすべて、監督である私にあります」

 指揮官は続けて「過去2年間、私は常に同じ問いを自分自身に投げかけてきました。それは『この選択が韓国サッカーのための選択なのか』という問いです」と言及。すべての判断の基準は常に韓国サッカーだったと強調した。

 最後に「本日、代表監督の座は退きますが、韓国サッカーへ向いた心まで下ろしたわけではありません。我が代表チームが再び国民の皆様の信頼と愛を受けられるチームに成長していくことを心から応援します」と言葉を結んだ。黄金世代を率いた指揮官が、志半ばでチームを去ることになった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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