ネイマール、ブラジル代表MFの加入熱望 相手クラブ拒否も「僕にとって恋人のような選手」

広州恒大のパウリーニョにラブコール 「契約してくれることを願っている」

 バルセロナの補強ポイントの一つとなっているのが中盤だが、パリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ヴェラッティら様々な選手の名前が候補に挙がる。その中の一人は広州恒大のブラジル代表MFパウリーニョで、広州側からオファーを拒否したが、同じセレソンのナンバー10であるFWネイマールが加入を熱望している。

 ネイマールは現地時間8日、故郷のブラジルでのイベント「Neymar Jr’s Five Japan」に参加。自らのテクニックを磨くベースとなったストリートサッカーの大会を考案した。日本のチームも参加するなど活況を呈したなか、同紙は移籍の話が取りざたされるパウリーニョについてこのように話した。

「パウリーニョがバルサと契約してくれることを願っているよ。僕にとっては“恋人”のような、素晴らしい選手だ。誰もが彼のことを腕を広げて待っているよ。彼は素晴らしいクオリティーを持っていて、彼がセレソンでプレーする時は何をできるのかを見ているだろう?」

 ブラジルの地から、地球のほぼ裏側に位置する中国のパウリーニョに対してラブコールを送った。その一方でスペイン紙「マルカ」によると、パウリーニョは「代理人からは新たな会話があると伝えられている。何かが起こるまではコメントしない。ただ興味を持たれているのは事実だよ」と話し、まだ合意に至っていないことを強調している。バルセロナと広州の間で行われている駆け引きは、どのような結末を迎えるだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド