日本は「実力はあるが運がない」 組み合わせの”不運”を韓国指摘「今大会最大の波乱を演出」

首位通過を狙う日本代表【写真:徳原隆元】
首位通過を狙う日本代表【写真:徳原隆元】

グループFの日本は、32強でブラジルorモロッコと対戦の可能性が高い

 北中米ワールドカップ(W杯)で優勝を狙う日本代表は、グループリーグを通過したとしても32強で強力な優勝候補であるブラジル代表と対戦する可能性が高まり、注目が集まっている。韓国メディア「国民日報」は「実力はあるが『運』がない」と見出しを打ち、日本の命運を左右する組み合わせの行方を報じた。

 森保一監督が率いる日本は、グループリーグF組第2戦でチュニジア代表に4-0で大勝。1勝1分け(勝ち点4)を記録し、オランダ代表に次ぐグループ2位につけており、32強進出へ大きく前進した。しかし、両チームが現在の順位のままグループリーグを終えると、日本は32強でブラジルと対戦する可能性が高くなる。仮に日本がグループ1位に浮上したとしても、C組2位が有力視される前回大会4位のモロッコ代表と対戦することになり、どちらにしても険しい対戦表が待ち受けている。

 ブラジルはカルロ・アンチェロッティ監督体制のもと、ヴィニシウスら爆発的な攻撃陣を擁ている一方で、以前ほどの圧倒的な戦力ではないという評価もあり、第1戦ではモロッコと1-1で引き分けた。2002年日韓W杯でブラジルを率いたルイス・フェリペ・スコラーリ元監督も現地メディアのインタビューで「ブラジル代表の個人技が、日本やオランダの組織力に打ち勝てるか確信が持てない」と明かしている。

 データ分析機関の予測も真っ向から分かれている。データサイト「オプタ」はスペイン代表などを有力な優勝候補に挙げつつもブラジルの底力を高く評価しており、一部のAIシミュレーションではブラジルが日本を破って優勝するという結果を出した。対して、直近のW杯3大会連続で優勝国を的中させているドイツの経済学者ヨアヒム・クレメント氏は、自身の予測モデルを通じて「日本が32強でブラジルを破る、今大会最大の波乱を演出するだろう」という相反する展望を示している。

 首位通過となれば32強でブラジルの代わりに、モロッコと対戦する確率が高くなるが、ブラジルも最終戦のスコットランド代表戦の結果次第で順位が入れ替わる可能性がある。32強の舞台で日本とブラジルの正面衝突が繰り広げられるか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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