W杯会場で空席目立ち「ひどい見栄え」 海外メディアが疑問視「FIFAへのさらなる反発を招く」

韓国×チェコ戦で空席が目立った
FIFAワールドカップのグループA、韓国代表とチェコ代表の一戦が現地時間6月11日に行われ、韓国が2-1で逆転勝利を収めた。しかし、この試合が行われた会場のスタンドには数多くの空席が目立ち、物議を醸している。英誌「FourFourTwo」は「ワールドカップで2番目に小さな会場に大量の空席があり、FIFAへのさらなる反発を招いている」と報じ、大会組織委員会のチケット政策に厳しい目が向けられている状況を伝えた。
試合が開催されたサポパンのエスタディオ・アクロンは、今大会で使用される全16会場のうち、トロントのBMOフィールド(43,036席)に次いで2番目に収容人数が少ない45,664席のスタジアムである。8万人以上を収容するメキシコシティのエスタディオ・アステカやイーストラザフォードのメットライフ・スタジアムなど、他の多くの会場が6万人以上の規模を誇るなかで、この小規模なスタジアムでもスタンドが埋まらなかった事実は波紋を広げている。
記事では、大会前からファングループの間でチケット価格の不透明さやダイナミック・プライシングの導入、そしてカナダ、メキシコ、アメリカの3か国で開催される今大会の観戦費用の高騰に対して猛烈な批判があったことを指摘している。
さらに、転売サイトに数万枚のチケットが出回っている現状にも触れ、空席を埋めるためにFIFA自体が転売サイトにチケットを投入しているのではないかという「合理的な疑念」まで生じていると伝えた。
FIFA側は公式観客数を収容人数に迫る44,985人と発表したものの、視覚的な証拠はそれとは大きく異なっていた。特にピッチに最も近く、一般入場チケットの価格が約400ドル(約6万4000円)に設定されていたVIPセクションに大きな空席の塊が目立っており、「ひどい見栄え」とも言及。「チケット政策が正しく批判された」と大会側の運営姿勢に疑問を投げかける現地メディアは、サポパンで見られた多くの空席が、今後数週間にわたって北米全土で繰り広げられる大会の行く末を暗示する前兆になり得ると警鐘を鳴らしている。
















