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韓国人元Jリーガーに悲劇… “完璧”なダイビングヘッドで衝撃の同点オウンゴール献上
元大宮のDFチョ・ウォニがKリーグで悲劇の主人公に…
韓国1部のKリーグ・クラシックで、元Jリーガーによるあまりにも悲劇的なオウンゴールが生まれた。
舞台となったのは、25日に水原ワールドカップ競技場で行われた水原三星ブルーウィングスと江原FCの一戦。開始3分のFWジョナタンのゴールを皮切りに、ホームの水原三星が前半に3点を奪い、試合を優位に進めていた。対する江原は、かつてジュビロ磐田とガンバ大阪でも活躍したFWイ・グノが前後半に1点ずつを奪い、2-3と1点を追う形でゲーム終盤を迎える。
そして後半44分、衝撃の一撃が生まれた。1点リードを守るべく守備に人数をかける水原に対して、江原は中央から右サイドでフリーになった途中出場のFWイム・チャンウルに展開。この時、攻め込む江原は4選手が前線に顔を出していたのに対し、水原の最終ラインには7人の選手が待ち構える状況だった。右サイドのタッチライン際でプレッシャーをほぼ受けないなか、イム・チャンウルはライナー性のクロスを選択。これに反応したのは、ニアサイドにいた水原三星DFチョ・ウォニだった。
自陣ゴールに戻りながら鋭いクロスを受けたチョ・ウォニは、咄嗟にヘディングでのクリアを試みる。だが、ゴールライン方向にダイビングヘッドをするような形となったクリアは、ボールの勢いを完全に止めることができず、鮮やかなシュートとなって自軍ゴールのニアサイド右上隅を強襲。GKシン・ファヨンも必死に食らいつくが、ボールは頭上を越えてゴールネットを揺らした。