ズラトコ・ダリッチ監督が率いるクロアチア代表…モドリッチらベテラン勢と若手の融合で初優勝を狙う|クロアチア

ズラトコ・ダリッチ監督が率いるクロアチア代表…モドリッチらベテラン勢と若手の融合で初優勝を狙う
4大会連続6度目の出場となるクロアチアは、ワールドカップ(W杯)で世界中を驚かせてきた。初出場となった1998年フランス大会では3位に入った。近年では2018年ロシア大会で準優勝、2022年カタール大会でも3位と快進撃を見せた。6度の出場で4強以上が3回と、驚異的な勝負強さを持つ同国は今大会で初栄冠を狙う。
FIFAランキング11位の同国は、イングランド(3位)、ガーナ(74位)、パナマ(33位)のグループLに入った。順位上ではイングランドのグループステージ(GS)首位突破が最有力と目されているが、クロアチアがそこに割って入るのかに注目が集まっている。
ズラトコ・ダリッチ監督は2017年に指揮官に就任してから、W杯準優勝、3位と結果を出してきた。優れた個人技を持つアタッカー、堅実なプレーでゴールを守るディフェンダー、そして華麗な技術でゲームを創造する司令塔と個性が際立つ面々を一挙に統率できるカリスマとマネジメント力を兼ね備えている。
同国の顔といえば、イタリア1部ACミランのMFルカ・モドリッチだ。優れた洞察力でゲームの流れを読み、冷静な判断でチームの攻守を操る。パス、ドリブル、ポジショニングとどれを取っても一級品の司令塔は、2018年に世界一のサッカー選手の称号であるバロンドールを受賞した。レアル・マドリードではUEFAチャンピオンズリーグを6度、リーグ戦4度制すなど、功績を挙げればキリがない。40歳の天才司令塔は大ベテランの域に入っているが、今季リーグ戦33試合2得点3アシストと健在ぶりを見せている。2006年大会から通算5度目のW杯出場となる生きる伝説は、今大会で悲願の世界一を狙っている。
歴戦を知るベテランはモドリッチだけではない。2022年カタール大会日本戦でゴールを挙げたオランダ1部PSVのMFイバン・ペリシッチは37歳ながら、豊富な運動量と優れた得点感覚は錆びついていない。今季リーグ戦30試合7得点12アシストと驚きの活躍を披露した。さらに34歳となったドイツ1部ホッフェンハイムのアンドレイ・クラマリッチはリーグ戦34試合14得点6アシストと実力を世界に見せつけた。
さらに優秀な若手も台頭している。イタリア1部インテルのMFペタル・スシッチは弱冠22歳ながら中盤でレギュラーの座を勝ち取り、同クラブのリーグ制覇に大きく貢献した。ドイツ1部ハンブルガーSVに所属するDFルカ・ヴシュコヴィッチは19歳ながら優れた守備能力を見せており、3月27日に開催されたコロンビア戦では得点を記録している。ベテランと若手が融合したチームは、初栄冠を勝ち取るだけの力を持っているかもしれない。
2022年カタール大会でブレイクしたイングランド1部マンチェスター・シティのDFヨシュコ・グバルディオルは今年1月に脛骨骨折の大けがを負ったが、5月14日に開催されたプレミアリーグ第31節クリスタル・パレス戦で戦線復帰。負傷離脱が懸念材料だった24歳の帰還により、守備面の不安は払拭できそうだ。
W杯で好成績を残しているクロアチアは、ペリシッチが元クロアチア代表FWダヴォル・シュケルと並んで同国の記録となるW杯通算最多得点となる6ゴールを記録。またモドリッチは4度のW杯で通算19試合に出場して同国の最多記録を保持している。2つの個人記録は今大会で更新される可能性があり、チームの結果とともに注目されている。
(FOOTBALL ZONE編集部)
















