グループK…欧州&南米の2強体制を崩せるか 強豪国vs新興国の構図…第3戦の直接対決がキーポイント

ポルトガルとコロンビアの牙城を崩せるか【写真:ロイター & アフロ】
ポルトガルとコロンビアの牙城を崩せるか【写真:ロイター & アフロ】

ポルトガルとコロンビアの2強体制か

 アメリカ、カナダ、メキシコの3か国共催で行われる北中米ワールドカップ(W杯)。欧州のポルトガルと南米のコロンビア。この2つの強豪国に対して、アジアのウズベキスタンとアフリカのコンゴ民主共和国という新興国がどれだけ対抗できるのか。そんな構図となりそうなのがこのグループKだ。

 ポルトガルは2016年に欧州選手権で初優勝を飾り、18年から始まったネーションズリーグではすでに2度優勝を果たすなど直近10年は欧州で結果を残してきた。W杯では18年のロシアW杯がベスト16、前回のカタールW杯がベスト8と勝ち切れていないが、前人未到の6大会連続出場を目指すFWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)やMFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、MFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)などネームバリューはグループナンバーワン。攻守にバランスの取れた陣容で、過去最高成績3位の更新を狙う。

 コロンビアは日本代表とも対戦した2014年ブラジルW杯でのベスト8躍進がまだ記憶に新しいが、前回大会は南米予選で敗退。2大会ぶりに大舞台へ帰ってきた。このグループではポルトガルの対抗馬筆頭といって間違いない。3大会前の快進撃を支えた34歳のMFハメス・ロドリゲス(クラブ・レオン)も健在だが、現在のチームの顔は快速と技術を兼ね備えるFWルイス・ディアス(バイエルン・ミュンヘン)。予選でチームトップ7得点を叩き出した29歳がコロンビアの攻撃をリードする。

 ファビオ・カンナバーロ監督が率いるウズベキスタンは1998年のフランスW杯で予選に初参加し、8回目の挑戦で掴んだ初のW杯。プレミアリーグでプレーするスピード自慢のDFアブドゥコディル・フサノフ(マンチェスター・シティ)やセリエAでの経験が豊富な長身FWエルドル・ショムロドフ(バシャクシェヒル)が注目選手となる。

 コンゴ民主共和国はプレーオフでカメルーン、ナイジェリアといった強豪を連続で撃破し、ザイール時代の1974年以来52年ぶりとなる出場の切符を掴み取った。昨季プレミアリーグで19得点を挙げたFWヨアヌ・ウィサ(ニューカッスル)のパフォーマンスが浮沈の鍵を握るだろう。

 グループ内での実力差は大きいと予想されるなかで、ウズベキスタンやコンゴ民主共和党がグループ突破争いに絡むサプライズを提供できるのか。そして、ポルトガルとコロンビアの直接対決が第3戦に控えていることが、このグループの行方にどのような影響を及ぼすのかは楽しみだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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