キーマンは鎌田大地の同僚? チームは成熟段階…司令塔ハメスとバイエルンエースの恐怖|コロンビア

コロンビアはポルトガルの対抗馬になりえるか
世界屈指のアタッカーを擁するコロンビアが2大会ぶりのワールドカップ(W杯)の舞台に帰ってきた。7回目の出場となる今大会は、グループリーグでポルトガルの最大の対抗馬となりそうだ。
2014年のブラジルW杯ではMFハメス・ロドリゲス(クラブ・レオン)を中心として過去最高のベスト8に躍進。グループリーグでは日本代表にも完勝した。ハメスはそこで得点王となり、大会後にレアル・マドリード移籍を果たすなどスターダムへの道を突き進んだ。続くロシアW杯も決勝トーナメントへ進んだが、前回のカタールW杯は一転して予選で敗退。南米の競争の激しさに飲み込まれた。
カタールW杯後にチームの再建を託されたのはアルゼンチン人のネストル・ロレンソ監督だった。新指揮官の下で2023年にはドイツから史上初勝利を挙げるなどチーム作りは順調に進み、24年のコパ・アメリカでは準優勝を果たした。
その勢いのまま南米予選をアルゼンチン、エクアドルに次ぐ3位で突破。コパ・アメリカで優勝を阻まれたアルゼンチンには予選で1勝1分と勝ち越しに成功している。GKからFWまで経験豊富な選手が多く、成熟したチームへと仕上がっている印象だ。
チームの核となるFWルイス・ディアス(バイエルン・ミュンヘン)は予選17試合でチーム最多7得点を決め、その重要度の高さを示した。一瞬の加速で相手を振り切るスピード、そしてトップスピードの中でも落ちない技術の高さは世界でも指折り。自らドリブルで仕掛けることもできれば、スペースへ走り込んでのプレーでも違いを作り出せる。今なお健在の司令塔ハメスから供給される正確なラストパスとの組み合わせは、対戦相手にとって恐怖でしかないだろう。
オフェンス面で欠かせないピースがディアスやハメスだとすれば、ディフェンス面におけるそれはMFジェフェルソン・レルマ(クリスタル・パレス)になるだろう。ピッチ上を広くカバーし、相手の攻撃の芽を根こそぎ摘み取る守備力が魅力のMF。ボール奪取はそのまま攻撃の起点にもなる。予選は14試合に出場。コロンビアは相手によってシステムを使い分けていたが、4-3-3ならアンカー、4-2-3-1ならダブルボランチの一角としてプレーした。クラブでは日本代表MF鎌田大地のチームメートで、センターバックでも起用されることもある。
コロンビアにはポルトガルと首位争いをする力が十分にあるとはいえ、直接対決はラストの第3戦。まずはウズベキスタンやコンゴ民主共和国相手に取りこぼしのない堅実な戦いをすることが最優先となりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)














