初出場国を率いる指揮官は「世界一経験者」 注目は22歳俊英と30歳得点源…未対戦の格上に挑む|ウズベキスタン

ファビオ·カンナバーロ監督が率いるウズベキスタン代表…若き守備の要、ベテランストライカーに注目
1998年フランス・ワールドカップ(W杯)のアジア予選から初参戦したウズベキスタンは、8度目の挑戦で本大会初出場の切符を掴んだ。アジアでは強固な守備と縦に速い攻撃で予選を勝ち抜いた。初の大舞台でどのような戦いを見せるのか注目を集めている。
FIFAランキング50位のウズベキスタンは、ポルトガル(5位)、コロンビア(13位)、コンゴ民主共和国(45位)と争うグループKに入った。対戦する3か国とはこれまで1度も対戦したことがない。格上との対戦になるが、W杯で世界一を経験した指揮官の経験が大会初勝利のカギになるだろう。
チームを率いるイタリア人指揮官のファビオ・カンナバーロ監督は、現役選手時代に2006年ドイツ大会でイタリア代表を4度目の優勝に導いた1人だ。ウズベキスタン代表は本大会出場を決めた後の2025年10月にカンナバーロ監督を招聘。かつて中国代表を率いた同氏はアジアでの指導経験も豊富であり、勝者のメンタリティーをチームにもたらすことができるか期待がかかっている。
チーム構成は15人が国内組であり、国外所属選手はイランが5人と最多であり、欧州サッカー連盟所属チームでプレーする選手は3人と少ない。ただ欧州でプレーする選手たちは確かな実力を見せつけた。その中でも22歳の俊英は、国内でセンセーションを巻き起こしている。
同国最大の注目選手はイングランド1部マンチェスター・シティDFアブドゥコディル・フサノフだ。身長187センチのセンターバックは昨夏にフランス1部RCランスから引き抜かれ、プレミアリーグでプレーする最初のウズベキスタン人となった。相手FWの突破を簡単には許さない圧倒的なスピードは、ペップ・グアルディオラ監督も舌を巻くほどだ。負傷者が多い影響もあり、今季リーグ戦21試合に出場して存在感を見せた。
最前線はキャプテンを務めるトルコ1部イスタンブール・バシャクシェヒルFKのFWエルドル・ショムロドフが得点源となっている。これまで代表通算91試合44ゴールと同代表史上最多得点を挙げている。身長190センチの高さを生かしたヘディング、シュート精度の高さを誇る30歳は、イタリア1部ジェノアで2020-21シーズンのリーグ戦で31試合8得点と活躍した。同1部ローマではUEFAカンファレンスリーグ優勝に貢献したため、国際舞台での経験も豊富だ。精神的支柱としても頼りになる存在だ。
若き守備の要、ベテランストライカーと世界で結果を残したコンビがチームをけん引し、カンナバーロ仕込みの強固なブロックで強豪国と渡り合えるか。初の大舞台で爪痕を残せるのか注目したい。
(FOOTBALL ZONE編集部)














