26人中20人が欧州出生の隠れた実力国 プレミア19得点のアタッカー…三笘封じのDFも|コンゴ民主共和国

セバスチャン·デサブル監督が率いるコンゴ民主共和国代表…プレミア19得点のアタッカー、三笘を抑えたDFに注目
13大会ぶり2度目のワールドカップ(W杯)出場となるコンゴ民主共和国は、アフリカ予選プレーオフ(PO)、大陸間POを突破して出場権を勝ち取った。アフリカ予選POではアフリカの強豪であるカメルーン、ナイジェリアを連破する底力を見せており、今大会で実力を発揮できるのか注目を集めている。
FIFAランキング45位のコンゴ民主共和国は、ポルトガル(5位)、コロンビア(13位)、ウズベキスタン(50位)と争うグループKに組み込まれた。対戦する3か国とは過去に1度も対戦していない。ザイール時代に1974年西ドイツ大会で初出場した同代表は、3戦全敗で1次リーグ敗退となった。まずは52年ぶりのW杯で初勝利を挙げて歴史を塗り替えたい。
同代表を率いるフランス人指揮官のセバスチャン・デサブル監督は2022年8月に就任し、27勝10分10敗と結果を残している。これまでエジプト、チュニジア、モロッコ、カメルーン、コートジボワールのクラブで指揮を取り、2017年には自身初のナショナルチームとなるウガンダを率いた。選手の個性を生かすサッカーに定評があり、身体能力の高い選手たちの力を引き出している。
同代表は様々なルーツを持つ選手が選出されており、フランス出生が11選手、ベルギー出生が5選手、イングランド出生が2選手、スイス出生が2選手と26選手中20選手が海外生まれとなっている。そのため欧州クラブで技術やチーム戦術を身につけた選手が多く、個人技だけのチームではない。
注目選手はイングランド1部ニューカッスル・ユナイテッドFWヨアヌ・ウィサだ。俊足を生かした突破、背後への裏抜けに長けており、昨季は同1部ブレントフォードでプレミアリーグ35試合19得点と爆発。約117億円の高額移籍金でニューカッスルへ引き抜かれた。負傷もあって今季は本領を発揮できていないが、圧倒的なスピードとパワーでチームの攻撃をけん引することは間違いない。代表でもサイドやトップで違いを作るだろう。
右サイドバックを務めるイングランド1部ウェストハム・ユナイテッドDFアーロン・ワン=ビサカは、2019年までイングランド世代別代表に選出されていた。イングランド代表でのプレーを望んでいたが、選出されることはなかった。2025年に祖国で戦う決意を固めた。1対1の強さはプレミアでも屈指であり、ブライトンの日本代表MF三笘薫を完璧に抑え込んだ試合もあった。サイドの攻防は、ワン=ビサカがカギを握りそうだ。
予選でチームトップの4得点を挙げたスペイン1部ベティスFWセドリク・バカンプ、キャプテンを務めるフランス1部リールDFシャンセル・ムベンバとベテラン勢の存在も心強い。初戦はポルトガル、第2戦はコロンビアと格上との連戦だが、勝ち点を奪える可能性は十分ある。ダークホースとして世界を驚かせられるか注目したい。
(FOOTBALL ZONE編集部)














