7大会ぶり出場のダークホース 光るベテランの活躍…名将とともに世界で躍動へ|オーストリア

オーストリア代表のダヴィド・アラバ【写真:ロイター】
オーストリア代表のダヴィド・アラバ【写真:ロイター】

ラルフ・ラングニック監督が率いるオーストリア代表…ブンデス2ケタ得点のクリストフ・バウムガルトナーに注目

 7大会ぶりのワールドカップ(W杯)出場を果たすオーストリアは、欧州内でも着実に力をつけ今大会でのダークホース候補の1つに挙げられている。

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 FIFAランキング24位のオーストリアは、前大会王者のアルゼンチン(1位)、アルジェリア(28位)、アジアから初出場のヨルダン(63位)のグループJに組み分けられた。

 オーストリアは1998年フランスW杯でグループリーグ敗退して以来の出場権獲得になるが、欧州選手権では直近の2大会連続で決勝トーナメント進出を果たしている。

 そうした欧州内での成績もあり、今大会の予選ではポット1を勝ち取り、いわゆるビッグネームと同居しない予選グループになるチャンスを勝ち取った。そこでの8試合を6勝1分1敗で乗り切って首位を確保し、本大会への道を切り開いた。

 最も知名度が高いのは、スペインの名門レアル・マドリードでプレーするDFダヴィド・アラバだろう。レアルの前は長年にわたりドイツの名門バイエルン・ミュンヘンでプレーしていたアラバは、GK以外どんなポジションでもプレーできるようなユーティリティープレーヤーとしても知られる。33歳になった今は代表チームで必ずしも絶対的なスタメンではなくなっているが、100試合を超える代表経験を持つ選手がチームに与える影響は大きいだろう。

 チームの攻撃陣で中心的な位置を担うのはMFクリストフ・バウムガルトナーになるだ。ドイツ1部ブンデスリーガのライプツィヒで今季の公式戦35試合17ゴール9アシストを記録するアタッカーは、今大会でのスター候補の1人だと言える。

 一方で、ベテランの活躍が光るのもオーストリアの特徴で、37歳のFWマルコ・アルナウトビッチと32歳のMFマルセル・ザビッツァーが欧州予選を突破するのに重要な得点源になった。3月の国際親善試合でもガーナ戦、韓国戦とザビッツァーが2試合連続ゴールを決めているだけに、本大会にトップパフォーマンスを出せるかは重要になりそうだ。

 そして、2022年6月からチームを率いるのが名将ラルフ・ラングニック監督だ。今やサッカー化で一大勢力になった飲料大手レッドブルが買収したクラブに共通のコンセプトを植え付けた存在であり、「ラングニック学校」とも呼ばれる中からはドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督など数多くの「弟子」を輩出している。

 プレッシング戦術を世界に浸透させた指揮官に率いられるオーストリアは、1934年のイタリアW杯と1954年のスイスW杯で4強入りした経験を持つが、以降は決勝トーナメント進出がなく、21世紀に入ってからは初出場となる。欧州で着実につけてきた力をW杯で発揮し、ダークホースとして躍動するのか注目される。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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