フランスでも苦戦の可能性 ダークホース筆頭、アフリカ随一のタレント力…熾烈な1位&2位争い

展開の読めないグループI【写真:ロイター】
展開の読めないグループI【写真:ロイター】

グループIはフランス、セネガル、ノルウェー、イラクが同組

 アメリカ、カナダ、メキシコによる共催で行われる北中米ワールドカップ(W杯)。グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出となるなかで、2大会連続決勝進出のフランスでさえ一筋縄ではいかなそうなのがこのグループIだ。攻守に隙のない陣容を誇るフランスが大本命なのは間違いないが、ダークホースと名高いノルウェーとセネガルの存在がトーナメントを懸けた争いを大いに盛り上げそうだ。

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 主力選手のネームバリューを見ても、フランスは今大会の優勝候補といって間違いない。2012年から長期政権を築くディディエ・デシャン監督の下、過去2大会で大会の主役となったFWキリアン・ムバッペ(レアル・マドリード)を中心に強力なスカッドを揃えて17回目の大舞台への準備を進めている。ジネディーヌ・ジダンの負傷でチームのバランスが崩れた2002年日韓W杯や、選手と監督の衝突によって自滅した2010年南アフリカ大会のような不測の事態が起こらない限りは、グループリーグ敗退となる姿を想像するのは難しい。

 しかし、冒頭で触れたようにグループIは欧州予選で8戦全勝・37得点5失点と無類の強さを発揮したノルウェー、FIFAランキングでアフリカ勢最上位(14位)のセネガルが同居する今大会屈指の激戦区だ。フランスといえど一つの取りこぼしが命取りになりかねない。初戦のセネガル戦からフルスロットルで臨む必要があるだろう。

 7大会ぶりの出場となるノルウェーは、過去最高成績(ベスト16)を塗り替える機は熟したか。欧州予選8試合で16得点を叩き出したゴールマシンのFWアーリング・ブラウト・ハーランド(マンチェスター・シティ)とMFマルティン・ウーデゴール(アーセナル)を中心とした攻撃陣と、堅い守備を併せ持つチームを今大会の台風の目と予想する声は多い。第3戦の相手がフランスとなるだけに、そこまでにきっちりと勝ち点を積み上げておきたいところだ。

 セネガルはここ一番という試合ではやはりFWサディオ・マネ(アル・ナスル)の出来に比重が大きくかかりそうだ。フランスとノルウェーの強固な守備をどのように攻略するのかが見どころとなる。大陸間プレーオフを制して40年ぶりの本大会出場の切符を勝ち取ったイラクはまずは歴史的な勝ち点獲得を目指す戦いとなる。大躍進で優勝した2007年のアジアカップのようなサプライズを提供できるのか注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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