最終予選で記録した「10-0」 他を寄せ付けず…生命線となる昨季プレミア20発FW|ニュージーランド

ニュージーランドFWクリス・ウッドが2度目のW杯へ
ニュージーランドはオセアニア予選を圧倒的な強さで勝ち抜き、4大会ぶり3度目のW杯出場権を獲得した。28年ぶりの出場だった2010年南アフリカW杯ではイタリア、パラグアイ、スロバキアを相手に3引き分け。決勝トーナメント進出はならずも、無敗のまま大会を終えた。今大会で目指すは歴史的な初勝利だ。そのためには34歳のエースストライカーの決定力が頼みの綱となるだろう。
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2006年にオーストラリアがアジアサッカー連盟に転籍。以来、オセアニアで覇権を握ってきたのがニュージーランドだ。オセアニアの出場枠は0.5枠だったため、2010年以降も毎回大陸間プレーオフに進みながら、そこで敗れて出場を逃してきた。しかし、今大会から出場枠が1.5枠に増加。2次予選を3戦全勝で悠々と突破すると、トーナメント形式の最終予選では準決勝でフィジーを7-0、決勝でニューカレドニアを3-0で撃破。他を寄せ付けない圧倒的な強さを示した。とはいえ、オセアニアでは強者の立場でも、本大会ではチャレンジャーの立ち位置となるだろう。
国内リーグやイングランドの下部リーグに所属している選手も多いなか、実力も実績も群を抜いているのが17歳から代表に名を連ねてきたFWクリス・ウッド(ノッティンガム・フォレスト)だ。同国歴代最多得点記録を保持する34歳は南アフリカW杯に続く自身2度目のW杯。初勝利の鍵を握るのは間違いなくこの男だ。東京五輪にもオーバーエイジ枠で出場し、初のベスト8進出に貢献していた。
プレミアリーグのクラブを渡り歩いてきた流浪のストライカーは昨季、キャリアハイの20得点を達成し、ノッティンガム・フォレストの7位躍進を支えた。身長190cmの長身を生かしたヘディングはもちろん、ボックス内でのポジショニングセンスや足元のシュート技術の高さも目を見張るものがある。今季は開幕戦で2ゴールと幸先のいいスタートを切った後に膝を負傷して長期離脱となってしまったが、4月に戦線復帰を果たしている。
オセアニア予選で得点王となる9得点を挙げたウッドがいるといないとではニュージーランドは別のチームになるといっても過言ではないだろう。本大会までにどれだけトップフォームに近づけるか。これがニュージーランドの生命線となりそうだ。
東京五輪メンバーのMFイライジャー・ジャスト(マザーウェル)も予選でウッドに次ぐ4得点と、攻撃陣を支えるキーマンの一人。今季はスコットランドのPFA年間最優秀選手にもノミネートされるなどクラブレベルで飛躍を遂げており、名門セルティックやレンジャーズからの関心も噂される注目選手の一人。ボールを保持して戦える時間は限られる可能性が高いが、相手のゴールに近い位置でこのレフティーのボールを渡せば、決定的なチャンスを作り出してくれるはずだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
















