チームを左右する絶対的エースFW 鍵を握る”カウンター”…目指す同国史上初の決勝T行き|イラン

イランFWタレミが3度目のW杯へ
イランはアジア最終予選を首位で突破し、4大会連続7回目の出場を果たす。直近2大会は1勝を挙げるも、グループリーグ突破の壁を越えることはできなかった。世界のトップとの差を痛感させられてきたが、今大会は新しい世界を開くチャンスは十分にあるはずだ。
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セリエA王者のインテルなど欧州での豊富な経験を持つFWメフディ・タレミ(オリンピアコス)は自身3度目のW杯を迎える。ポルトガルリーグで2度の得点王経験を持ち、2018年のロシアW杯では2得点を挙げた。実績十分で、キャプテンも務める。
身長187cmの高さはターゲットマンとしても優れ、ロングボールを中心に攻撃を組み立てるイランの攻撃の基準点となる。9番だけでなく、トップ下に入ってプレーも可能な柔軟性も併せ持つ。予選では15試合10得点を決めており、得点源としても精神的支柱としてもチームのライフラインであるタレミが完全に封じ込まれる展開になれば、攻撃全体が機能不全となってもおかしくない。
タレミにチャンスを供給する2列目にもMFアリレザ・ジャハンバフシュ(デンデル)やFWメフディ・ガーイェディー(アル・ナスルSC)など優れたアタッカーが揃う。2024年のアジアカップ準々決勝で日本からゴールを挙げたMFモハマド・モヘビ(ロストフ)も予選5得点といぶし銀の活躍を見せていた。
守備に関してはやや不安が残るが、フィジカルに優れた選手が多く、空中戦での対応では一定の堅さを誇る。ベルギーやエジプトのような強力なアタッカーが揃う相手にはきっちりと守り切ってからカウンターを狙うのが基本となりそうだ。
過去6回の出場の内、最も決勝トーナメント進出に近づいたのは2018年のロシアW杯。初戦でモロッコを下すと、続くスペイン戦で敗れるも、第3戦ではポルトガルと1-1のドローを演じた。過去最高となる勝ち点4を手にしたが結果は3位。16強へ進んだのはいずれも勝ち点5を手にしたスペインとポルトガルだった。
1998年フランスW杯と前回のカタールW杯でもやはり1勝は挙げたが、その先の勝ち点獲得が遠かった。今大会はFIFAランキングで見ればグループ内2番手の立ち位置。ベルギーが頭一つ抜けた印象があるだけに、エジプト、ニュージーランド相手にどれだけ勝ち点を奪えるのか。新たな世界を切り開くためにはそこが重要なポイントとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
















