エースのサラーが挑む2度目の大舞台 いまだW杯で0勝…2018年”失意の3連敗”を払拭へ|エジプト

エジプトを牽引するエースのモハメド・サラー【写真:ロイター】
エジプトを牽引するエースのモハメド・サラー【写真:ロイター】

レジェンドのホッサム・ハッサン監督が率いるエジプト代表

 アフリカ・ネーションズカップで最多7度の優勝を誇るアフリカの雄エジプトだが、W杯出場はこれが4度目で、まだ勝利を挙げたことがない。今大会はアフリカ予選を8勝2分と無敗で突破。歴史を塗り替える準備は整っている。自身2度目のW杯に臨む絶対的エースのFWモハメド・サラー(リバプール)は、8年前の苦い思い出を払拭したいという並々ならぬ思いでアメリカ大陸へと向かうはずだ。

【PR】ABEMA de DAZN、2/6開幕『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』全試合生配信!毎節厳選6試合は無料!

 エジプトは2018年のロシアW杯で28年ぶりにW杯出場したが、開催国ロシア、ウルグアイ、サウジアラビアと同居したグループリーグで3連敗。失意のまま大会から姿を消した。当時26歳だったサラーはプレミアリーグで得点王となり、MVPにも輝く充実のシーズンを過ごしたが、5月のチャンピオンズリーグ決勝戦で肩を負傷してしまい、初戦のウルグアイ戦に間に合わなかった。続くロシア戦で復帰してPKを決めたが、2連敗で早々に敗退が決定。ラストのサウジアラビア戦でもゴールを決め、エジプトの全2得点を一人で叩き出したとはいえ、その結果に満足しているはずがない。30歳とキャリアのピークで迎えるはずだった前回大会は予選落ちで、W杯では個人としてもチームとしても不完全燃焼のままだ。

 そんなW杯の無念はW杯でしか晴らせない。アフリカ予選ではチーム最多9得点を決めてチームを力強くけん引。33歳となり、スピードやドリブルでの仕掛けにかつてほどの脅威はなくなったが、ゴール前での嗅覚や左足でのシュート精度の高さは相変わらず一級品。サラーの個人力に頼るのではなく、連携からうまくボールを集めることでその決定力を生かすことができるはずだ。国の英雄と共に戦う最後のW杯になる可能性も高いだけに、エジプトサポーターはその勇姿を目に焼き付けたいと考えているだろう。

 攻撃陣には他にもFWオマル・マルムシュ(マンチェスター・シティ)やトレゼゲの愛称で知られるFWマフムード・ハッサン(アル・アハリ)など確かな実力を備えた選手が揃っている。GKモハメド・エル・シェナウィ(アル・アハリ)やDFラミ・ラビア(アル・アイン)などベテラン勢は予選10試合でわずか2失点という堅守を築いた。この防壁に綻びが生じなければ、初の決勝トーナメント進出は現実的な目標となるはずだ。

 同国史上最多得点記録(69得点)を保持するレジェンドのホッサム・ハッサン監督が率いるチームは、国内の強豪アル・アハリに所属している選手が多いのも特徴の一つ。チームワークに関しては、他の代表チームよりも一枚上手の可能性が高い。一致団結で、勝ち上がりを狙う。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング