日本の決勝T初戦で激突 28年前の因縁蘇るW杯C組…最右翼はブラジルも注目集まる“同門対決”

グループCを展望【写真:ロイター & アフロ】
グループCを展望【写真:ロイター & アフロ】

日本が勝ち上がった場合、決勝トーナメント1回戦で対戦するグループC

 日本がグループステージを1位か2位で突破した場合、決勝トーナメントの決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)でこのグループCのそれぞれ2位、1位と対戦することになるため、日本でも大きな注目を集めるグループになるだろう。

【PR】ABEMA de DAZN、2/6開幕『明治安田Jリーグ百年構想リーグ』全試合生配信!毎節厳選6試合は無料!

 第1回大会から23回連続でワールドカップ(W杯)に出場し続けて、史上最多5度の優勝を果たしているブラジルが大本命である点は間違いない。前回大会でアフリカ勢初の4強入りを果たし、2030年の開催国の一つとなるモロッコがその対抗馬となり、1998年のフランス大会以来のW杯出場を決めたスコットランドが3位、W杯初勝利を目指すハイチという序列だろう。

 それにしても、いったいどんな“運命のいたずら”なのか、ブラジル、モロッコ、スコットランドの3か国は、1998年大会でも同じグループで戦っている。当時、グループステージ1分け2敗の最下位だったスコットランドにとっては、止まっていたW杯での時計を動かすという意味では打ってつけの組み合わせと言えそうだ。ただ、現在の力関係を見ると、初戦でハイチから確実に勝利を収め、その後の2試合で勝ち点1を取って3位に入って史上初の決勝トーナメント進出を目指す、というのがスコットランドの現実的な道筋と言えそうだ。

 1998年大会は、ブラジルとスコットランドが大会の開幕戦を行い、ブラジルは当時Jリーグの横浜フリューゲルスに在籍していたMFセザール・サンパイオのゴールなどで2-1の勝利を飾った。今大会でも優勝候補の一角に挙げられており、初戦では今大会のダークホースと目されているモロッコと対戦する。この一戦はグループステージ屈指の好カードだ。

 両チームのエースは、モロッコ代表がMFブラヒム・ディアス、ブラジル代表がFWヴィニシウス・ジュニオールで、ともに現在はスペイン1部レアル・マドリードで活躍をしている両選手だ。どちらのエースが結果を残すかという点でも興味深いが、ヴィニシウスが左ウイングに入った際には、世界ナンバーワンサイドバックの呼び声高いDFアクラフ・ハキミ(パリ・サンジェルマン)とマッチアップする点も見逃せない。ハキミはUEFAチャンピオンズリーグの準決勝バイエルン戦で負傷したものの、アーセナルとの決勝で復帰してフル出場。2人のマッチアップは大会全体の行方をも左右しそうだ。

 余談になるが、1998年大会ではブラジル、モロッコ、スコットランドと同じグループBに入っていたのはノルウェー。今回は北中米カリブ海地区代表の座を掴んだハイチが、彼らに代わってこのグループに入っている。ノルウェーはモロッコ、スコットランドと引き分けた後、グループ第3戦でブラジルを2-1で破ってグループ2位で決勝トーナメントに進んだ。FIFAランク83位のハイチに同様の結果を期待するのは酷ではあるが、ギャング団の増加など、治安に不安がある国に明るい話題をもたらすためにも代表チームの活躍には期待がかかる。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング