柿谷絶賛の22歳「代表、海外は夢」 高校で選手権制覇…相棒から刺激「すごく苦しんで」

今季からキャプテンマークを巻く宇野禅斗【写真:徳原隆元】
今季からキャプテンマークを巻く宇野禅斗【写真:徳原隆元】

清水の宇野禅斗「これからもっと高いレベルでやっていくにあたって」

 清水エスパルスのMF宇野禅斗が、驚異的なスタッツを残している。J1リーグ第8節を終了した時点のブロック総数ランキングで、3位となる27回を記録。ブロック総数とは相手のシュートやパスなどを阻止した回数だが、怪我の影響もあって宇野が先発した試合はまだ4試合のみ。1試合換算だと圧倒的だとわかる。

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「ここまでPKが多かったなかでやっと複数得点を取れたというのは、チームとしてすごく積み上げられた試合になったと思います。欲を言えば失点がなければパーフェクトなゲームだったと思いますが、でもまずはこのホームで、複数得点を取って勝てたというのが、チームとしてすごく大きいかなと思います」

 3月22日に行われたJ1百年構想リーグ第8節のサンフレッチェ広島戦。ホームで3-1の快勝を飾った試合後に、このように振り返った。この試合で何度もスタジアムを沸かせたのは、得意とするボール奪取。「奪った次のプレーの質だったり、ラストプレーの質を個人的には高めていきたい」とさらに上を目指す。

 ボール奪取からの展開については、解説者の柿谷曜一朗氏も絶賛。試合前にはキープレイヤーとして挙げていた。柿谷氏の現役時代にはマッチアップの経験が1度あり、「すごく衝撃的なイメージでした」と明かした宇野。「そういった選手にそうやって褒めてもらえるのはすごく嬉しいです」と笑顔を見せた。

 まだ22歳という若さながら、今季からはキャプテンに指名。「きょうは俺がボールを奪っていたなと、誰がどう見ても印象に残る試合を続けていく必要がある」とし、「これからもっと高いレベルでやっていくにあたって毎試合毎試合、俺がボールを奪っているという印象を残した試合をしたい」と力を込める。

 口にした「もっと高いレベル」。昨年7月に韓国で開催されたE-1選手権で国内組の日本代表に初選出されたが、「代表だったり海外というのは、小さい頃からの夢として持っています。自分は一試合一試合を積み上げて、自分のハイパフォーマンスを毎試合、出していくだけかなと思います」と地に足をつける。

 青森山田高校時代には、3年時に選手権を制覇。コンビを組んでいたMF松木玖生(サウサンプトン)も、同じタイミングで飛躍のときを迎えている。「彼自身、今の活躍の前にすごく苦しんでいる時間もあったと思います。でもそれを跳ね返すだけの力が彼にはあると思います」。同期の活躍から刺激を受ける。

 このまま活躍を続けていけば、北中米ワールドカップ(W杯)後の日本代表入りも現実を帯びてくる2人。ファンの期待は膨らむところだが、「僕は僕の立ち位置で、しっかり良いパフォーマンスを出し続けられるように頑張りたいと思います」と宇野。まずはJリーグで中盤を支配してアピールしていきたい。

(FOOTBALL ZONE編集部・工藤慶大 / Keita Kudo)



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