イタリアがW杯に王手 ガットゥーゾが植え付けた”スピリット”「国民が期待していた通り」

イタリア代表を率いるガットゥーゾ監督【写真:ロイター】
イタリア代表を率いるガットゥーゾ監督【写真:ロイター】

イタリアが北アイルランドに勝利

 3大会ぶりのワールドカップ(W杯)本大会出場へ、2006年の優勝メンバーが率いるイタリア代表が欧州プレーオフ初戦を突破した。現地では、イタリア代表のチームスピリットが称賛されている。

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 イタリアは4回のW杯優勝を誇る強豪として知られるが、直近の2大会はまさかの欧州予選敗退の憂き目に遭った。2018年ロシアW杯に向けた欧州予選で敗退を喫すると、2021年に開催された欧州選手権(EURO)で優勝して復活を印象付けた。しかし、2022年カタールW杯への予選ではプレーオフで北マケドニアに敗戦を喫して本大会出場を逃した。

 そのイタリアは2024年EUROでも16強敗退と、国内リーグと歩調を合わせるように苦しい時期を過ごしている。今回の欧州予選では同組のノルウェーに連敗を喫して2位からプレーオフに臨む。その初戦の相手が北アイルランドだった。

 伏兵にまさかの敗戦を喫した2大会の傷が見えるかのようなイタリアは前半の動きは固さと重さが伴った。しかし、後半11分にゴール正面からMFサンドロ・トナーリが豪快なミドルを決めると、後半35分にはトナーリのパスを受けたFWモイーズ・キーンがペナルティーエリア内で冷静な左足シュートを決め追加点。2-0で初戦を突破し、ボスニア・ヘルツェゴビナとの決勝に進んだ。

 イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、2得点を導いたトナーリに「7.5点」を与え、「中盤全体を駆け回り、前線にも飛び出しながらアタッキングサードで崩す選択肢を見つけていた」と高評価した。

 そして、2006年ドイツW杯の優勝メンバーでもあるジェンナーロ・ガットゥーゾ監督には「6.5点」とされたものの「心、情熱、チームスピリット。このイタリア代表にとってのキーワードは、この指揮官から植え付けられたもの。彼はイタリア国民が期待していた通りの結果を出し、12年ぶりのW杯出場を左右する決勝戦に向けて、これまで通りの集中力で準備を進める」とされた。

 ドイツW杯決勝でフランスをPK戦の末に破った試合後、興奮したガットゥーゾ氏は当時のマルチェロ・リッピ監督に「喉輪」を仕掛けながら素晴らしい指揮官ぶりを称賛したエピソードも残るが、その熱さそのままにイタリアをかつて栄光をつかんだ大舞台に導くことができるか。

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