合言葉は「神村学園ともう一回」 同じ全国の準決勝…またも初の決勝ならずも「文句はない」

尚志は神村学園にPK戦の末に8-9で敗れた
第104回全国高校サッカー選手権は1月10日に国立競技場で準決勝が行われ、第1試合では神村学園(鹿児島)が尚志(福島)を1-1からのPK戦を9-8で制して、決勝進出を決めた。惜敗した尚志の仲村浩二監督は「選手の頑張り、努力が実った。ただ、結果がついてこなかった」と無念の思いを語った。
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尚志は激戦と言われた埼玉ブロックを勝ち上がった。ただ、仲村監督は「全部と対戦するわけじゃないですから」と笑い、むしろ「染野(唯月、現東京ヴェルディ)の時も浦和駒場だったので、縁起が良いんですよ」と話していた。それを証明するかのように準々決勝までの4試合をわずか1失点で勝ち上がっていた。
その準々決勝の帝京長岡(新潟)戦後、指揮官は「インターハイで神村学園さんにボコボコにされて、それが僕らの原動力だったんです。1-2だったんですけど、結果よりも内容がボコボコっていうのがあって、僕らは食トレから全部やらなきゃいけないっていう、夏からは神村学園さんともう一回やるために頑張ってきました。そこまで行くっていうのが僕らの合言葉だったと思います」と話していた。
再戦の舞台は、同じ全国の準決勝になった。前半5分に先制点を奪うと、その後もポゼッションで優位に立ちながらゲームをコントロールした。結果的に追加点のチャンスをものにできなかったのが痛かったが、堂々と渡り合い、同点に追いつかれた後のPK戦で10人目までもつれ込んだ末に敗れた。
激闘を終えた仲村監督は「考えて技術で走るっていうところも踏まえてやってきたんで、今回はその選手の成長がすごくあった」と胸を張った。そして「今回、見ている人がいいゲームだって言ってくれるようなゲームができたんじゃないかなって思うので、ゲーム内容に関しては今回は本当に文句はなくて、あと1点取りたいっていうだけだった。本当に差を縮められるような選手の頑張り、努力が実った。ただ、結果がついてこなかったって思います」と、チームと選手たちがインターハイで感じられた大きな差を埋めたことを称えた。
染野を擁した第97回大会以来の準決勝は、その当時と全く同じリードする展開を追いつかれてPK戦で敗れたものになってしまった。福島県勢初の決勝進出はまたしてもお預けとなってしまったが、指揮官が「高体連のチームっぽくないことをしたいんです」と話す技術を重視した独自のスタイルを貫く尚志は、敗れてなお強しの印象も与えながら大会を去っていった。





















