2位から16位へ電撃移籍「何ももたらせてない」 10年ぶり復帰で恩返しへ…先輩から届いた”ラブコール”で決断

名古屋は新体制発表会を行い、新加入の小屋松ら全選手登場
名古屋グランパスは1月8日、名古屋市内で新体制発表会を行った。イベントではミハイロ・ペトロヴィッチ新監督のインタビューや、新加入選手の紹介などがあったなか、柏レイソルから10年ぶりに古巣へと復帰したMF小屋松知哉が移籍を決断した理由に言及した。
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この日一番の拍手、そして「おかえりー!」の言葉が場内に響き渡った。名古屋は4シーズンチームを率いていた長谷川健太監督が昨季限りで退任。新たに”ミシャ”ことミハイロ・ペトロヴィッチ監督を招聘し、新シーズンに臨む。
今オフには小屋松の他、北海道コンサドーレ札幌からMF高嶺朋樹、FC今治からFWマルクス・ヴィニシウスと実力者を補強している。すでに5日からチームは始動しているなか、8日に行われた新体制発表会では、クラブの代表である清水克洋社長のあいさつから始まり、今季より就任した服部健二SDと、クラブのレジェンドである中村直志強化部長が登壇。今季のチーム方針や補強選手について語った。
そこでは小屋松の獲得について中村氏が「小屋松選手は私が引退する時に新人として入って来てプレーも一緒にやってますし、個人的にも話をたくさんすることがあったなかで、まず先輩後輩という立場じゃなくて、強化部長として話をさせていただいた。うちの左のワイドのポジションを考えた時、一番に頭に思い浮かんだ。プレーのところで成長を見させてもらいましたし、彼しかいないなという思いでいました」と、2014シーズンに1年だけ共闘したことに触れつつ、真っ先に補強選手として小屋松が思い浮かんだと明かした。
「(移籍の決め手が中村直志だと言っていたが)それは本当にそういうふうに思ってくれて嬉しいですし、信頼関係などがありますけど、彼はグランパスを上に導きたいという思いが非常に強く、決意してくれた。個人的にも嬉しいし、そういう選手が確実に力を発揮してくれるじゃないかと思っています」
そしてその後、新加入選手の紹介で小屋松が登場すると大きな拍手が送られ、当時の小屋松のユニフォームを掲げているサポーターもいるなど、大歓迎ムードであった。
昨季柏で37試合3ゴール10アシストとキャリアハイとなる数字をマークし、チームは惜しくも優勝を逃したものの2位で終え、充実なシーズンを送った。そんななかで2位の柏から16位で終えた名古屋へと電撃復帰となった。
小屋松はまず始めに、「名古屋を離れてから約10年、僕なりにいろんなチームでキャリアを積んで、去年レイソルでキャリアをいい状態で終えたところで、体も含めて経験値もいい状態にあると思いますし、それをこの名古屋でもう一回還元できる状態で来れたと思うので、それは嬉しく思っています」と心境を吐露した。
そして決め手の1つとなった中村氏とどんなやり取りがあったか問われると、「当時直志さんには僕がプロデビューさせてもらったクラブで、公私ともにお世話してもらった選手の1人で、その人が今は名古屋の強化部っていうところで、『名古屋を変えたい』と。『ここ数年の名古屋ではなくて、新しく強い名古屋を作りたい』っていう言葉をいただいた時に、僕も名古屋に何ももたらせてない3年間を過去に経験しているので、もう一度名古屋のファン・サポーターの皆様に恩返ししたい気持ちが芽生えて、決断しました」と、移籍の理由を口にした、
最後にはサポーターに向けて「覚えてもらえてたということで嬉しかったですし、もう一度、新しい『小屋松知哉』っていうものを皆さんに還元できるように頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と力強く意気込んだ。
京都橘から高卒で加入した名古屋では、3シーズンで29試合1ゴールと不完全燃焼に終わった小屋松。京都サンガF.C.やサガン鳥栖、そして柏で一回りも二回りも成長した30歳アタッカーの今季活躍に注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部・小西優介 / Yusuke Konishi)





















