イギリス生活で傷心のスペイン代表FWが吐露 「何が何でも移籍したい」とUターン希望

今季シティに移籍したFWノリート、ペップ監督との関係も悪化「彼に聞いてくれ」

 マンチェスター・シティのスペイン代表FWノリートは、今季開幕前に争奪戦の末にセルタから移籍金1800万ユーロ(約22億円)で加入した。ペップ・グアルディオラ監督の補強の目玉の一つとして大きな期待と寄せられたが、出場機会を失い、イングランド生活に傷心のノリートは「何が何でも移籍したい」とぶちまけている。スペイン地元紙「マルカ」が報じた。

 ノリートは今季序盤に活躍したが、次第に出場機会を失った。今季19試合4得点2アシストに終わった後、わずか1年でイギリス生活に嫌気がさした様子だった。

「マンチェスター・シティから移籍したい。レンタルでも、完全移籍でも、何でもオーケーだ。自分の将来について冷静に考えている。バケーション中だが、自分の気持ちはスペイン復帰だ」

 ノリートはこう語った。バルセロナ下部組織出身の30歳はポルトガル強豪ベンフィカで成長し、13年に移籍したセルタで才能が一気に開花。スペイン代表16試合6得点と活躍している。

 ペップ・グアルディオラ監督との関係も悪化してしまったようだ。「12月まではプレーできていたし、ハッピーだった。だが、そこから4カ月間、ほとんどプレーできなかった。何が起きたのか分からないよ。彼に聞いてくれ」とノリートは嘆いたという。

「忘れたい1年になってしまった。計画していたような経験はできなかった。この夏に解決法を見つけたいね。アトレチコとセルタが興味を持っていることは分かっている」

 鳴り物入りのシティ移籍からわずか1年、リーガ屈指の左ウイングと呼ばれた男はUターンすることになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング