ベンゲル監督、2年契約延長の可能性が急浮上 タイトル戦の結果に関係なく長期政権継続と英紙

来週中に取締役会が行われ、ベンゲル監督続投が承認される見通し

 今年6月末でアーセナルとの契約満了を迎え、21年の長期政権に幕を閉じると見られていたアーセン・ベンゲル監督に2年契約延長の可能性が急浮上している。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。

 今季リーグ戦で5位に終わり、19シーズン続いていたUEFAチャンピオンズリーグ出場の記録が途絶えたアーセナル。契約満了というタイミングもあり、ベンゲル監督は退任するのではと見られていた。

 しかし、最新のレポートによれば、クラブはフランス人指揮官と新たに2年契約を結ぶことになるという。アーセナルは27日にチェルシーとのFAカップ決勝を戦うが、指揮官の去就にこのタイトル戦の結果は関係なく、既定路線であると伝えられている。

 来週中に取締役会が行われ、ベンゲル監督続投が承認される見通し。仮にチェルシー戦で敗れたとしても、長期政権は継続となるようだ。プレミアリーグ優勝から13シーズン遠ざかるアーセナルは、ベンゲル体制が続く間に再び頂点にたどり着くことはできるのだろうか。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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