10番日本人が中国クラブとの契約更新が難航 1部昇格に貢献も…現地報道「スポーツ以外の要因」

遼寧鉄人MF邦本宜裕の契約更新が難航
中国スーパーリーグ(1部リーグ相当)への昇格を決めた遼寧鉄人に所属するMF邦本宜裕の契約更新が難航している。中国甲級リーグ(2部リーグ相当)でチームの主将を務め、昇格の立役者となった日本人MFだが、その去就にはサッカー以外の側面が影を落としているようだ。中国メディア「新浪体育」が「スポーツ以外の要因の影響を受けている」と報じている。
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かつてJリーグや韓国、ポルトガルでもプレー経験のある邦本は、昨季リーグ戦で5ゴール19アシストという驚異的な数字を叩き出し、アシスト王に輝いた。しかし、これほどの活躍を見せながらも、シーズン終了後の表彰式では「年間最優秀選手に選ばれなかっただけでなく、ベストイレブンにさえ入らなかった」と伝えられており、不可解な選考が波紋を広げている。
邦本自身は「契約を更新してチームに残りたい」という意思を公に示しており、一部で報じられた100万ドルの年俸要求についても自ら否定している。しかし、クラブ側は功労者との契約に踏み切れていない。同メディアは「契約更新の問題に直面し、より多くのことを考慮する必要がある」と綴り、クラブが置かれた複雑な立場を指摘した。
中国サッカー界において、日本人選手がトップリーグでプレーしたのは2015年のエスクデロ競飛王(当時・江蘇蘇寧)が最後となっている。記事では「中超リーグでは10年間も外籍選手としての日本人不在が続いている」と触れており、邦本がその壁を打ち破る日本人選手になることが期待されていたなか、日本と中国間の政治的な緊張が契約の障壁となっていることを示唆した。
遼寧鉄人は地元当局から多大な支援を受けて運営されている。それだけに「契約更新はより慎重に行わなければならない」と報じられており、実力とは無関係な力が働いている現状を伝えた。ファンからは不満の声も上がっているが、10年ぶりとなる日本人選手の中国1部参戦は、ピッチ外の要因によって不透明な状況が続いている。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















