ベンゲル監督が新加入のパウリスタに抱える不安要素 「それはゴールという代償を払う」

「現時点で英語を一言も話せない」

 アーセナルのアーセン・ベンゲル監督は、ビジャレアルから獲得したブラジル人DFガブリエル・パウリスタが英語を一言も理解していないことを問題視していると、英地元紙「デイリー・メール」が報じている。
 ガナーズ待望の新加入DFとなったパウリスタは、2月1日の敵地アストンビラ戦の遠征メンバーに入ることが決まった。
「DFとして素晴らしいクオリティー、集中力の高さを私は評価する。彼はサイズに加え、クイックネスもあるので、身体的にプレミアリーグに適応できる。挑戦に対する態度も素晴らしいし、センターバックとしても最高の年齢だ」
 ベンゲル監督は1150万ポンド(約20億円)の移籍金で獲得したストッパーを高く評価したが、彼には大きな難点があるという。
 それは言葉だ。ブラジル人であるパウリスタは、ポルトガル語と、スペイン語に問題はなかったが、英語を話すことができない。
「現時点で彼は英語を一言も話せない。それはゴールという代償を払うことになる。もしも、前に出ることを後ろに下がると勘違いしたら失点を意味する。だから、会話を学ぶ必要がある」
 ベンゲル監督は、パウリスタのコミュニケーション能力が失点の呼び水になる危険性を指摘している。だが、負傷者続出の最終ラインで一刻も早く実戦で起用したいタレントであることは間違いない。
 「我々は重要な言葉を教えようとしている。例えば、オフサイド、とか、ラインズマンを見ろ、とかね」と指揮官。名将らアーセナルスタッフの必死の英語教育の成果は、パウリスタのデビュー戦のパフォーマンスで明らかになるだろう。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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