日本のエースが名手超え? 圧巻の15戦18発で海外注目…スアレスらの「記録を破る可能性」

フェイエノールトの上田綺世【写真:PANP Photo/アフロ】
フェイエノールトの上田綺世【写真:PANP Photo/アフロ】

上田綺世が15試合で18ゴールと好調を維持

 オランダ1部フェイエノールトの日本代表FW上田綺世は今季リーグ戦15試合で18得点を挙げ、得点ランキング首位を独走している。そのペースは今世紀最多記録に並ぶ数字で、ルイス・スアレスやマテヤ・ケジュマンといったリーグの歴史に残る名手を超える可能性があるとして注目を集めている。

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 まさに覚醒のシーズンとなっている。ロビン・ファン・ペルシー監督の下でついにレギュラーポジションを掴んだ上田は開幕4試合連続ゴールを皮切りにコンスタントにゴールを決めている。第9節ヘラクレス戦では初のハットトリックを達成。さらに直近の第15節ズヴォレ戦では1試合4得点。試合数(15)を超える18得点を叩き出している。

「トランスファーマルクト」によれば、この15試合18得点は、2023-24シーズンにギリシャ代表FWヴァンゲリス・パヴリディス(当時AZ/現ベンフィカ)と元同僚のメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネス(当時フェイエノールト/現ACミラン)に並び、今世紀のエールディビジで最多タイ記録となった。

 エールディビジにおけるシーズン歴代最多得点記録は1956-57シーズンにPSVの伝説的ストライカー、クーン・ディレンが記録した43得点(34試合)だ。上田がこの記録を超えるためには後半戦に今以上のペースで得点を重ねる必要があるが、同メディアは「上田が現在の調子を維持すれば、37ゴールから40ゴールに到達する。そうなればルイス・スアレスやマテヤ・ケジュマンが持つ今世紀最多のゴール記録を破る可能性がる」と伝えていた。

 2000-01シーズン以降のエールディビジにおけるシーズン最多得点は、元セルビア・モンテネグロ代表FWケジュマン(当時PSV)とウルグアイ代表FWスアレス(当時アヤックス/現インテル・マイアミ)が記録した35得点。この2人でさえ15試合終了時点でのゴール数は「17」だった。彼らを上回る上田はリーグの歴史に新たな足跡を残すことができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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