長友佑都が今季を自己採点「70点ぐらいはあげたい」 不甲斐なさ痛感…今年の漢字一字は「苦」

長友佑都ら4選手が表敬訪問を行なった
FC東京は12月8日、新宿区役所、調布市役所へ表敬訪問を行なった。長友佑都、高宇洋、小泉慶、小柏剛の4選手が各役所を訪問し、今シーズンの活動を報告。取材に応じた長友は「70点ぐらいはあげたいな」と今季を自己採点した。
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6日にアルビレックス新潟とのJ1リーグ最終節を終え、11位でフィニッシュしたFC東京。この日はユニフォームではなく、グレーのスーツ姿で各役所を訪れた。新宿区役所では、各選手が今季の総括を話すと、長友から「暗いな!元気出せよ、元気」と笑いを誘うような一声もあった。
長友は表敬訪問後の取材対応で今季を自己採点。「前期は不甲斐ない、個人のパフォーマンスでしたけど、後半戦ではカップ戦も含めてほぼ全ての試合にフル出場してコンディションを高めていけた」と評価し、「その分では…」と悩みながら、「70点ぐらいはあげたいなと思ってますね」と今季を振り返った。
「前期からやっぱその1年通してやれないと。やっぱりプロとしてそれは失格だなと思ってるので。そのポイント(後半戦)だけ良かったっていうのは、やっぱり通用しないですしね」
今季を自己採点したうえで、パッと印象に残ったのは7月19日の浦和レッズ戦。今季のターニングポイントにもなったと話した、E-1選手権が終わった後に迎えた一戦で自分のプレーに「確信を持てた」という。
「やっぱり、E-1から帰ってきた第1戦目の浦和戦で、自分がアシストしたりとか、チームが勝利したりとかっていうところは、非常に自分の中でも、このパフォーマンスでやっていけると確信を持てた試合だったなと思いますね」
来年6月には北中米ワールドカップも控えており、長友にとっても勝負の1年になる。今季について「情けなく思っている」と厳しい言葉を口にしながらも、「ロケットスタートで行くぐらい、準備を進めたいなと思ってます」と早くも2月から始まる百年構想リーグに目線を向けた。
「順位には満足してないけど、良くはなってきたっていう部分は、確かではあるから。そこでまた積み上げてきたものを、しっかりと来季も高いレベルで初戦から発揮できるようにしたい。しかも半年なんでね。もうロケットスタートで行くぐらい、準備を進めたいなと思ってます」
前人未到のW杯5大会連続を目指す長友。今年の漢字一字は「苦」。シーズンが終わって間もないが、すでに2026年を見据え、引き締まった表情を見せた。
(FOOTBALL ZONE編集部・上原拓真 / Takuma Uehara)





















