上田綺世が4得点、PK奪取の大暴れ

　オランダ1部フェイエノールトの日本代表上田綺世は現地時間12月6日に行われたエールディヴィジ第15節ズヴォレ戦で1試合4得点を挙げ、6-1の大勝を導いた。今季5度目の複数得点で、ゴールランキング首位を独走の18得点。「バケモン」「凄すぎて鳥肌」と感嘆の声が続々とあがっている。

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　開幕から15試合連続スタメンとなった上田は前半11分に左からのクロスにヘディングで合わせて先制。持ち前のポジショニングセンスとヘディングのうまさを生かして2試合連続ゴールを記録した。これがゴールショーの始まりだった。

　同20分にはパスを受けて右足のシュートで2点目をゲット。この時点でハーフナーマイク氏が持つエールディヴィジでの日本人最多得点記録に並んだだが、同42分には再び左クロスからのヘディング弾でハットトリックを達成。記録を塗り替えた。

　そして4-0で迎えた後半14分には左からのコーナーキックでまたしても頭でボールをゴールに流し込み4点目をゲット。空中戦を完全に制し、キャリア初の1試合4得点を達成。今季リーグ戦15試合で18得点となった。

　上田はこの試合、4得点の他にも前半37分にはPKも奪取。一人で5得点に絡んだ。その圧倒的な存在感にSNSでは「4点はヤバい」「凄すぎて鳥肌もん」「相変わらず理不尽してる」「ヘディングうますぎじゃない？」「爆発にも程があるな」「W杯のオランダ戦でも頼みます」「バケモン」と称賛が相次いでいた。

　シーズン折り返しのこの時点で18得点。昨季ならシーズン終了時点でも得点ランキング2位の数字（1位は24得点）だ。勢いが加速している日本代表のエースはゴール数をどこまで伸ばしていくのだろうか。