クラブ初昇格の功労者が退団「まじか」 家庭事情で苦渋の決断…ファン惜別「最高の勇退」

八戸を退任する石﨑信弘監督【写真提供:ヴァンラーレ八戸】
八戸を退任する石﨑信弘監督【写真提供:ヴァンラーレ八戸】

J2昇格の悲願達成も、家庭の事情で石崎監督が退任を発表

 J2昇格を果たしたヴァンラーレ八戸は12月6日、石崎信弘監督が2025シーズンをもって退任すると発表した。石崎監督は退任の理由として、家庭の事情により生活環境を変える必要があるため、熟考の末この決断に至ったと説明している。

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 石崎監督は八戸には2023年に監督として就任し、3年間チームを率いた。今季は序盤こそ躓いたものの、徐々に立て直し中盤から上位に浮上。惜しくも優勝は逃したが、2位フィニッシュでクラブ初のJ2昇格を決めていた。

 石崎監督は「クラブの悲願であったJ2昇格を果たし、新たなステージへ向かうこのタイミングで自分がチームを離れるのは大変心苦しい思いです」と胸中を明かし、「それでも家庭の事情により生活環境を変える必要があり、熟考の末、この決断に至りました。支えて下さった全ての方々に心から感謝しています」「J2という新たな舞台に挑むチームが、より大きな飛躍を遂げる事を心より願っています」とコメントした。

 下平賢吾代表取締役社長は「クラブを代表して石崎監督へ、心からの感謝を伝えたいと思います。3年間、一切のブレなくトレーニングを実行し、試合終盤でも相手チームを圧倒する運動量と選手の組織への献身力は、石崎監督のマネジメントによるものでした」と功績を称え、「引き続きチームを率いていただきたいというクラブの総意でした。それが叶わないことは非常に残念ですが、石崎監督の意思を尊重することとなりました」とコメントを発表した。

 J2昇格という最高の結果を残しての退任に、SNS上では「感謝の言葉にしかありません」「最高の結果を残しての勇退」「感謝してもしきれません」「さみしい」「ただただ、ありがとうという言葉しか出ない」「仕方ない部分はあれど逃したくない人材だな」「クラブも監督本人も苦渋の決断」「いろんな意味で泣きそうです…」「まじか」といったコメントが寄せられている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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