鹿島、9年ぶり9度目のリーグ優勝! 鬼木監督就任1年目で悲願…国内タイトル20冠目

前半21分に先制、後半12分にも追加点を奪って横浜FMを圧倒した鹿島
明治安田J1リーグは12月6日、2025年シーズンの最終節を迎え、首位の鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに2-1で勝ち、9年ぶり9度目のJ1リーグ優勝を決めた。得点王争いでトップを走っていたFWレオ・セアラが2ゴールを挙げる活躍を見せて勝利。鬼木達監督就任1年目、メルカリスタジアムでのホーム最終戦で見事にリーグ制覇を成し遂げ、国内タイトル20冠目を手にした。
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鹿島は前節の東京V戦(1-0)で途中出場からゴールに絡んだMF松村優太とMF荒木遼太郎を先発で起用。立ち上がりから攻勢の鹿島は前半21分、右サイドを松村が突破してクロスを入れる。その折り返しを荒木がシュート。これはミートできなかったが、荒木がこぼれ球を拾って折り返すとレオ・セアラがDFの間から足を出して今季20点目となるゴールを決めて先制点をもたらした。
前半27分にはFW鈴木優磨とDFジェイソン・キニョーネスが、ボール争いから小競り合いとなり、両選手にイエローカードが出される。その後も両チームの選手が激しくぶつかり合うなか、鹿島は前半37分にMF知念慶がMF植中朝日に倒されてFKを獲得。荒木のFKから知念がヘディングでゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で追加点とはならなかった。
横浜FMにシュートを1本も打たせないまま前半を終えた鹿島は後半も相手を圧倒。後半12分に再びレオ・セアラがゴールを挙げてリードを広げた。中盤でボールを奪い返して右サイドから攻撃を仕掛けると、松村のクロスからレオ・セアラがヘッドで決めてこの試合2点目のゴールを決めた。
横浜FMは選手交代やMFジョルディ・クルークスを左に移すなど、変化を付けようとするが思うようにボールを前進できない。2点リードの鹿島は要所を締めながらうまく時計の針を進めていく。後半アディショナルタイムにMF天野純にループシュートで1点を返されたが2-1で逃げ切り、9年ぶり9度目の優勝を成し遂げた。



















