長友佑都、W杯対戦国に「正直どこでもいい」 未明の組み合わせ抽選「忘れていたくらい」

FC東京の長友佑都【写真:徳原隆元】
FC東京の長友佑都【写真:徳原隆元】

「上を目指してるんで。早いか遅いかの話かなと思ってます」

 FC東京の日本代表DF長友佑都が12月6日、J1リーグ最終節・アルビレックス新潟戦後に取材に応じ、来年の北中米ワールドカップ(W杯)の組み合わせについて「どこでもいいかなと正直思っていた」と心境を明かした。現地時間同5日に行われた抽選で、日本は、オランダ、チュニジア、欧州プレーオフB(ウクライナ/スウェーデンvsポーランド/アルバニア)と戦うグループFに入ることが決まった。

【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!

 史上初めてポット2に入った日本は、初戦でオランダと対戦することが決定。W杯での対戦は2010年南アフリカ大会のグループステージ第2戦で戦って以来の対戦で、この時はオランダ代表MFヴェスレイ・スナイデルにミドルシュートを決められて、0-1で敗れた。当時、23歳でフル出場していた長友は「15年前ですよね。今はもう選手も変わってますので、何とも言えないですけど、しっかりこれから見ていきたいなと思います」と話すにとどめた。

 また、欧州プレーオフBには、2018年ロシア大会のグループリーグ第3戦で対戦し、0-1で敗れたポーランドもいる。チュニジアもアフリカの強豪国で楽観できない相手ばかり。決勝トーナメント1回戦ではブラジルと当たる可能性もある。ただ、長友は「どこと当たっても自分たちは目指している所が頂点なんで、関係ないと自分の中では思ってますね。結局、上を目指してるんで。絶対にどこかでブラジルと戦わなきゃいけないし、もちろんアルゼンチンも、フランスもそう。早いか遅いかの話かなと思ってます」とキッパリ。

 この日はJ1リーグ最終節の新潟戦で右サイドバックで先発。後半44分に交代するまで、何度も右サイドをオーバーラップし、好機を演出。「グループリーグ第1戦でどこと当たるかとか、グループリーグがどこになったとか、本当に5大会で多分一番、興味がなかったというか、どこと当たっても勝ち上がっていかなきゃいけない、叩いていかなきゃいけないっていうところがあるんで」と強調し、この日の朝も抽選会があったことを「忘れていたくらいなんで」と明かしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部・井上信太郎 / Shintaro Inoue)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング