オランダ監督が日本を称賛「サッカーがうまい」 暑さに懸念も…結果に満足「素晴らしい組み合わせ」

オランダ代表のロナルド・クーマン監督【写真:ロイター】
オランダ代表のロナルド・クーマン監督【写真:ロイター】

クーマン監督は1994年のアメリカW杯に選手として出場していた

 オランダ代表は現地時間12月5日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)のグループステージ組み合わせ抽選で、日本、チュニジア、欧州プレーオフB勝者(ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニア)との同組に決定した。ロナルド・クーマン監督は「素晴らしい組み合わせだ」と語った。現地メディア「VI」が報じている。

 クーマン監督は「我々のグループも含め、どのグループもバランスが取れている」と述べ、日本代表について「日本は常にコンディションが良く、サッカーがうまい」と称賛。「チュニジアは今のところ我々にとって少し手強い相手」とも評し、3つ目の枠に入る欧州勢については「予選で既に対戦しているポーランドが再び相手になる可能性もある」と分析した。

 さらに、「満足できる結果だ。全てが挑戦だ。もう小さな国は残っていない」と語り、抽選結果に一定の手応えを感じながらも、各国を警戒する姿勢を崩していない。

 一方で、開催地の環境にもクーマン監督は注意を払っており、「特にモンテレイは暑い。(ベースキャンプ地を)慎重に検討する必要があります」とし、スタッフによる現地視察を踏まえながら最終決定を下す考えを明かした。

 自身も選手時代の1994年のアメリカW杯準々決勝でアメリカ・ダラスで戦った経験を持つ。「ダラスは私にとって最後の国際試合でした。残念ながら、ワールドカップはそこで終わってしまいました」と振り返る。「当時も暑かったですね。正午に試合を行い、暑さ対策に全力を尽くしました。今年の夏もまた、ダラスでの試合は大きな意味を持つでしょう」と、暑さへの備えが今大会のカギになるとの見解を示した。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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