加入1年目の日本人を海外絶賛…ワンタッチが「完璧」 先制点演出した「絶妙なパス」

ザンクト・パウリ藤田譲瑠チマが、ワンタッチスルーパスで先制点をアシスト
ドイツ1部ザンクト・パウリは現地時間12月2日、DFBポカール(国内カップ)のラウンド16でボルシアMGと対戦し、2-1で勝利して8強入りした。先発出場した日本代表MF藤田譲瑠チマはワンタッチスルーパスで先制点をアシストし、勝利に貢献。現地メディアも「絶妙なパス」「完璧」と称えていた。
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FW町野修斗も先発出場したボルシアMGとの一戦。スコアレスで迎えた前半43分に試合の均衡が破れる。ハーフウェーライン付近でこぼれ球を拾った藤田はワンタッチで前線のスペースへスルーパスを供給。これを受けたFWマルティン・カールスがドリブルで持ち込み、右足のシュートでネットを揺らした。
ザンクト・パウリは後半11分に一度は追いつかれたが、終盤に勝ち越しに成功。2-1で勝利し、準々決勝へと駒を進めた。藤田、町野ともにフル出場だった。
ドイツ紙「ビルト」は「藤田譲瑠チマが駆け上がったカールスへ絶妙なパスを送った。カールスは相手に追いつかれたが、突破してそのままゴールを奪った」、地元紙「ハンブルガー・モルゲンポスト」は「ボルシアMGがハーフライン付近で明らかなミスを犯し、ボールを奪った藤田譲瑠チマが走り込むカールスへ完璧なスルーパスを送った」とそれぞれ藤田のアシストを伝えていた。
加入1年目ながらレギュラーに定着して、公式戦全15試合に出場とフル稼働の藤田はこれが今季2アシスト目。チームはブンデスリーガで9連敗中と苦しんでいるなか、カップ戦での勝ち上がりに大きく貢献していた。
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