相手守備陣を混乱させた「機動力とドリブル」 現地高評価…日本人が「機会を創出した」

レアル・ソシエダ久保建英がアシストも、ビジャレアルに2-3の逆転負け
スペイン1部レアル・ソシエダは現地時間11月30日、ラ・リーガ第15節でビジャレアルとホームのアノエタで対戦し、2-3で逆転負けを喫した。レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は、積極的に攻撃を牽引し高い評価を得たものの、チームは土壇場で勝ち点獲得を逃した。
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試合は序盤からビジャレアルに0-2とリードを許す苦しい展開となったが、ホームのソシエダは後半に猛反撃を開始した。久保の左足アシストからMFカルロス・ソレールのゴラッソ、そして途中出場のFWアンデル・バレネチェアのスペクタクルな一撃で一時は2-2の同点に追いついた。右サイドで先発出場した久保は、序盤からチームの攻撃を活性化させた。彼の「機動力とドリブル」は相手守備陣を幾度となく混乱に陥れ、「絶えずサイドから均衡を崩そうと試みていた」。
久保のこの攻撃的な姿勢に対し、地元紙「ElDesmarque」は10点満点の採点で「7点」を与えた。寸評では久保について「日本人選手はチームの最もアクティブな一人であり、機会を創出していた」と高く評価している。一方で、交代策から得点につながったFWバレネチェアは「9点」が与えられ、最高評価となった。彼が途中出場で「攻撃を革命的に変化させた」結果、ゴラッソを決めて同点に追いついた。
しかし、ソシエダは後半アディショナルタイム5分にMFアルベルト・モレイロに劇的な勝ち越しゴールを許し、ホームでの敗戦となった。他方、チームワーストの「3点」と厳しく評価されたのはFWウマル・サディクだった。彼は決定機を決めきれず、途中交代を命じられた際には「明らかな怒り」を示したという。久保は高い個人評価を得たものの、チームを勝利に導くことはできなかった。












