サポーターの目に涙 首位の主将が決意「号泣案件」…V目前の挨拶に「感謝しかない」

長崎の山口蛍【写真:徳原隆元】
長崎の山口蛍【写真:徳原隆元】

J2長崎の山口蛍主将が語った「優勝」への意気込み

 J2の首位決戦となった水戸ホーリーホックとV・ファーレン長崎が激突した11月23日のJ2第37節は、長崎が勝利を収めて首位を逆転した。試合後のセレモニーで長崎の元日本代表MF山口蛍は、J1昇格への決意を語り、ファンから「号泣案件」と反響が寄せられた。

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 前節終了時点で首位の水戸、2位の長崎にはいずれも勝利した時にJ1への自動昇格を果たす2位以内が決まる可能性があった。激闘となったゲームは2-1で長崎が勝利して勝ち点を69に伸ばし、勝ち点67の水戸を逆転して首位に立った。3位のジェフユナイテッド千葉が勝利して勝ち点を66に伸ばしたことで、両チームとも今節での2位以内は確定しなかった。

 今季に向けヴィッセル神戸から長崎に移籍してきた山口は、ホーム最終戦となった水戸戦を終えてのセレモニーで「本当は今日昇格が決まると1番良かったと思うんですけど、水戸というライバルに今日しっかり勝って、最終節は徳島(ヴォルティスとの)アウェーですけど、しっかり勝ってJ2優勝してJ1に行きましょう」と決意の言葉を語った。

 そのうえで、スタジアムを埋めたサポーターに対して「本当にこのサポーターの方々、このスタジアムで1年間プレーして、本当にこの長崎に来るという挑戦をして、すごく今は良かったなと思っています。最後、本当に優勝して、みんなで喜んで長崎に帰ってきましょう。ありがとうございました」と、感謝の気持ちを伝えた。

 スタンドのサポーターの目には思わず涙も。ファンからは「感謝しかない」「本当に頭が下がります」「号泣案件」「なんか泣ける」と反響が寄せられた。

 長崎は勝ち点64で4位につける徳島との上位対決となる11月29日の最終節を、引き分け以上で終えれば自力での2位以内を決めてJ1昇格を手にすることができる。

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