欧州1部で4アシスト…五輪代表23歳が「覚醒したね」 芸術的パスに驚き「うますぎる」

シント=トロイデンの山本理仁【写真:PsnewZ/アフロ】
シント=トロイデンの山本理仁【写真:PsnewZ/アフロ】

シント=トロイデン山本理仁が、後藤啓介の動きを見逃さずにスルーパス

 ベルギー1部シント・トロイデンのMF山本理仁が鮮やかなスルーパスでゴールを演出した。現地時間11月23日にルーヴェンと対戦した一戦でチームの2点目を導いた。昨年はパリ五輪にも出場した23歳が、今季4アシスト目をマークした。

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 MF伊藤涼太郎が「パネンカ」を披露したPKを決めて先制したゲームの前半41分、後方からの縦パスに対して3人目の動きで一気に右サイドを駆け上がった山本がボールを持ち運んだ。

 ペナルティーエリア近くまで進出したところ、山本はニアサイドに走り込むFW後藤啓介の動きで割れた相手センターバックの間を見逃さずにスルーパス。ここに逆サイドから走り込んできていたMFイリアス・セバウィが絶妙なパスを受ける形になり、チームの2点目をアシストした。

 直前でのタイミングを外す動きやパスコース、そしてボールの強さと全てが完璧なアシストを見せ、チームを2-1の勝利に導いた山本。ファンからは「後藤の釣る動きを待ってからのスルーパス。完璧です」「うますぎる」「覚醒したね」「こらぁ芸術ですなぁ」との声が寄せられている。

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