J2の天王山は長崎に軍配 水戸との直接対決を制して首位浮上…J1昇格確定は最終節に持ち越し

2位の長崎と首位の水戸が直接対決
J2リーグ第37節が11月23日に各地で行われ、ピースウイングスタジアムではV・ファーレン長崎と水戸ホーリーホックが対戦。2位と首位の直接対決は2-1でホーム長崎に軍配が上がった。後半途中に発表された入場者数は2万4人。ピースウイングスタジアムでの最多観客数となった。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
まずは前半6分、長崎が敵陣右サイドでフリーキックを得ると、DF新井一輝が押し込んで長崎が先制に成功。それでも水戸も前半36分に左サイドのクロスからMF山本隼大が見事なダイレクトシュートをゴール左下に決めて同点に追いついた。同点ゴールの前後から水戸が主導権を握りながら、勝負は後半に委ねられる。
そして後半18分、長崎が左サイドから水戸ゴールに迫ると、DF米田隼也がペナルティーエリア内でファールを受けてPKを獲得。MFマテウス・ジェズスが左足でゴール右に決めて同20分に勝ち越した。
その後も両チームが球際激しくボールにチャレンジするスリリングな展開に。水戸はMF久保征一郎、MF新井瑞希ら攻撃的な選手を投入するも決定的なチャンスは作れなかった。後半アディショナルタイムには水戸のGK西川幸之介が攻撃参加したところ、カウンターを受ける展開になると、マテウス・ジェズスを倒し、決定機会の阻止となり、DOGSOで一発退場。そのまま2-1で長崎が逃げ切った。ホームの長崎が満員のスタジアムで水戸との直接対決を制し、首位に立った状態で8年ぶりのJ1昇格をかけた最終節を迎える。
他会場ではジェフユナイテッド千葉が大分トリニータに1-0で勝利し、長崎の昇格は確定せず。異例の大混戦となった今季のJ2リーグは、最終節に全てが決まる大一番となる。
(FOOTBALL ZONE編集部)




















