独日本人が「完全に蚊帳の外だ」 今冬退団の可能性…直近4試合ベンチ外の苦境に現地注目

ドイツ2部FCマクデブルクFWオナイウ阿道
元日本代表FWオナイウ阿道は、現在ドイツ2部FCマクデブルクに所属している。日本人選手がドイツでは1部リーグ、2部リーグを問わず多く活躍しているが、オナイウは今季4試合の出場のみにとどまっている。そうしたなか、ドイツメディア「Liga Zwei」は、日本代表として3試合3得点を記録しているストライカーが、今冬の移籍市場でクラブを離れる可能性を報じている。
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Jリーグではジェフユナイテッド千葉やレノファ山口、横浜F・マリノスで活躍し、フランスのトゥールーズ、オセールでもプレー経験のあるオナイウ。今年9月にはマクデブルクに完全移籍したが、思うように出場時間を延ばせていない。シーズン序盤の第5節ビーレフェルト戦は先発したが、続く第6節のシャルケ戦から第8節のエルフェアスベルク戦は途中出場となる。そして、第9節のダルムシュタット戦からはベンチ外となった。
「Liga Zwei」は、「オナイウ阿道はクラブに残る? 日本人アタッカーは最近、完全に蚊帳の外だ」と見出しを打って、オナイウの苦境を報じている。マクデブルクは現在ドイツ2部で最下位の18位に沈んでおり、ここからどう建て直すかが注目される。
そうしたなかでオナイウは10月5日の試合を最後にベンチ外となっており、まだゴールを挙げることができていない。記事では「オナイウは近年、フランスリーグ2の72試合で25得点と印象的な数字を残している。リーグ1でも65試合6得点を挙げたが、180センチのアタッカーは攻撃の中心になれず、まだマクデブルクに来ていないかのようだ」と、厳しく評価した。
そして「オナイウが親善試合で実力を証明する新しいチャンスを与えられることはあり得る。だが、30歳がクリスマスまでの数週間でも戦力外として取り残されることになれば、1月の早い別れは驚きではなくなる」と、冬の移籍市場でクラブを離れる可能性にも触れている。ここまで新天地で存在感を出せていないオナイウだが、ここから巻き返してポジションを手にすることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)












