久保建英「一緒に優勝目指して」 サポーターに求める”世界基準”…コレオ演出は「素晴らしい一歩」

ボリビア戦に先発出場した久保建英【写真:徳原隆元】
ボリビア戦に先発出場した久保建英【写真:徳原隆元】

「あれを見るだけでも僕たち選手の力になる」

 日本代表は11月18日に行われたボリビア代表との国際親善試合に3-0で勝利した。開始4分にMF鎌田大地の先制ゴールを右足でアシストしたMF久保建英は試合後に「日本代表の応援団の方にも一緒に優勝を目指してほしいという意味では、もっともっとかっこいいものを作ってほしいなと思います」と、サポーターへの異例の要求を口にした。

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 前半4分、右サイドを駆け上がった久保はペナルティーエリア内の様子を確認しながら、鎌田へのクロスを供給。利き足と逆の右足で上げたクロスで「珍しく余裕があったんで、あまりスピードを上げずに。鎌田選手が入って来ているのが見えたんで。あまり速いボールだと、あそこからダイレクトって無理だと思ったんで、トラップしてもらえるようなボールを蹴りました」と狙い澄ましたものだったという。

 先制ゴールにも絡みチームの勝利に貢献した久保は、第2次森保ジャパンでは招集制限のあった2024年の元日に行われたタイ戦と2025年7月のE-1選手権以外の活動にすべて参加。「あそこから離脱なく代表に選ばれているっていうのは、しっかり日頃のプレーを見てもらえているとはもちろん思います。大きな怪我もなく来られているのもありがたいことかなと」と、その要因を口にした。

 ガーナ戦の豊田スタジアムでは日の丸のコレオグラフィーがスタンドを彩り、この日もコレオの演出を目にした。「素晴らしい一歩だと思います」と久保は喜びつつ「ただやっぱり日本代表の応援団の方にも一緒に優勝を目指してほしいという意味では、もっともっとカッコいいものを作ってほしいなとは思います。あれを見るだけでも僕たち選手の力になるんで、もっともっと一緒に大きくなっていけたらなと思います」と、W杯優勝に向けてサポーターとともに成長していきたいと語った。

 次の代表活動は2026年3月まで間隔が空く。それまでの過ごし方について「基本的に多分カップ戦とリーグ戦が被る時以外は週一で試合があるので、コンディションも気をつけて。あとは、その週中の試合がないぶん、そこで自分にできることみたいなのも考えつつ、しっかり足首を治して、元の自分に戻って、そこから数字内容ともに求めていって、一番はコンディションを上げるのと、能力のところも上げられたらな思います」と、よりよい状態で再び日本代表に戻ることをテーマに挙げていた。

(河合 拓 / Taku Kawai)



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