イタリア代表にとって「呪われた舞台」 ホームで記録した3/13…現地嘆き「考えさせられる」

W杯行きへプレーオフに臨むイタリア代表【写真:ロイター】
W杯行きへプレーオフに臨むイタリア代表【写真:ロイター】

イタリア代表はノルウェー代表に敗れW杯プレーオフへ

 イタリア代表がまたしてもW杯出場への険しい道のりを強いられている。ノルウェー代表に敗れたことで、3大会連続のW杯出場を懸けてプレーオフという「厄介な迷宮」に挑むことになった。イタリアのサッカー専門サイト「Calciomercato.com」は、本拠地サン・シーロでの相性の悪さを「サン・シーロの呪い」として特集している。

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 同メディアは、「スカラ座」(サン・シーロの愛称)が、「代表チームにとって呪われた舞台であることが判明し続けている」と指摘。「過去20年間の数字は明白だ。13試合でわずか3勝(2012年デンマーク戦、2022年イングランド戦、2023年ウクライナ戦)」と、その勝率の低さを取り上げた。

 13試合で3勝という成績は、「わずか23%という数字は考えさせられるものだ」と深刻な問題として綴っている。強豪国との対戦が多かったとはいえ、「格下とされるチームも無傷で立ち去ることに成功している」とし、「2017年のスウェーデンとの0-0、最初の衝撃的なW杯予選敗退の試合は、消えない記憶として残っている」と言及した。

 W杯本大会への出場権は、「アメリカとカナダでの大会(W杯)への切符は、今日これまで以上に危うくなっている」と現状の厳しさを伝えた。そもそも、FWアーリング・ハーランド擁するノルウェーと同組になったのは、昨年3月にサン・シーロで行われたネーションズリーグでのドイツ戦の敗北が原因だと分析している。

 イタリアは再びW杯出場を懸けたプレーオフに臨むが、「確かなことが一つある。準決勝はホームで戦うことだ」と報じた。候補地には、ローマのオリンピコ、トリノのアリアンツ・スタジアムなどに加え、問題のサン・シーロも含まれているという。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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