10番日本人が中国でアシスト王「No.1選手だ」 2位に大差…現地喝采「2部にいるのはおかしい」

遼寧鉄人でプレーする邦本宜裕(写真は慶南FC在籍時)【写真:産経新聞社】
遼寧鉄人でプレーする邦本宜裕(写真は慶南FC在籍時)【写真:産経新聞社】

邦本宜裕が中国2部で今季5得点19アシストを記録

 中国甲級リーグ(2部リーグ相当)はこのほど全30節が終了し、遼寧鉄人が優勝と来年の中超リーグ(1部リーグ相当)昇格を決めた。そのなかで、チームを牽引した日本人MF邦本宜裕に対する称賛の声が国内から続々と届いている。

【注目】「ちょっと見てみようかの」久保竜彦も熱視線! WOWOW独占生中継「UEFAチャンピオンズリーグ2025-26」の視聴はこちら

 邦本は最終節、途中出場ながら1得点1アシストを記録。加入2年目でキャプテンと背番号10を任された今季は、シーズン通算で5得点19アシストを記録し、2位(11アシスト)に大差をつけてリーグのアシスト王に輝いた。

 試合後のインタビューで邦本は今季の自身に「100点だ」と満足しながらも、「ただ目標としていた20アシストに届かなかったのは惜しい。来季、中超でもっと多くのゴールとアシストを記録したい」と新シーズンへの意気込みを語った。

 そんな邦本の活躍にファンも反応。「リーグNo.1選手だ」「彼が中国2部リーグにいるのはおかしい、ずるい」「日本人選手はレベルが高い、もっと増えて欲しい」と高い評価の声が続々と寄せられている。

 また、称賛はプレー以外にも。「試合後のサポーターへのあいさつも丁寧、とても礼儀正しくプロフェッショナルだ」「中国人選手と比べて、技術、態度、精神面全てにおいて差を見せた」と、振る舞いに感銘したとする中国人ファンの反応もネット上に集まった。

 これまで中超リーグで日本人選手は大きなインパクトをまだ残せていない。アビスパ福岡でのプロキャリアスタートを皮切りに、韓国やポルトガルなどでもプレーし経験を積んできた邦本が、来季に中超リーグでどんな活躍を見せるのか期待される。

(FOOTBALL ZONE編集部)

page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング