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プレミア最終節でシティとリバプールがCL出場権獲得、アーセナルはCL連続出場記録19でストップ
シティが自力で3位の座を確定、アーセナルは勝利でトップ4逆転入りに望みつなぐも…
プレミアリーグは現地時間20日に最終節を迎え、2016-17シーズンの順位が確定した。すでに優勝はチェルシー、2位はトットナムと2強の座は決定していた一方、降格も試合前の段階でハル・シティ、ミドルスブラ、サンダーランドで確定していた。
一方、トップ4争いは熾烈を極めており、3位マンチェスター・シティ、4位リバプール、5位アーセナルの3チームが残り2枠を争うデットヒートを繰り広げていた。そのため、プレミア最終節は、このUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権の行方に最大の焦点が置かれていた。
シティは勝ち点75でアーセナルに3差をつけており、得失点差も5離れていたことから、よほどの大失態が起きない限り4強入りはほぼ手中に収めていたなかで最終節の敵地ワトフォード戦に臨んだ。
前半5分にDFヴァンサン・コンパニがCKからのヘディング弾で早々に先制点を奪うと、同23,36分にFWセルヒオ・アグエロ、同41分にMFフェルナンジーニョが着実に追加点を奪い、前半だけで試合を決定づける。後半13分にもFWガブリエル・ジェシスが相手DFを巧みにかわした左足のシュートでネットを揺らし、5-0と圧勝。3位の座を自力で確定させた。
勝ち点72のアーセナルは自力優勝の可能性が消滅していたが、終盤怒涛のリーグ4連勝でリバプールにわずか勝ち点1差と驚異的な追い上げを見せており、勢いそのままに臨んだ最終節エバートン戦でも好調ぶりを発揮してみせた。
前半8分、DFエクトル・ベジェリンが幸先良く先制点を奪取。同14分にDFローラン・コシェルニーが危険なタックルにより一発退場となるアクシデントに見舞われたものの、同27分にFWアレクシス・サンチェスが追加点を押し込み、スタジアムのボルテージは最高潮に。後半13分に相手FWロメウ・ルカクにPKを決められるも、同アディショナルタイムにMFラムジーの鮮烈なミドル弾で突き放し、3-1で勝利。勝ち点を75に伸ばし、リバプールの結果次第でトップ4逆転入りに望みをつないだ。