24歳日本人が「相手のパーティーを台無しにした」 後半ATに決勝弾…現地報道「信じられない結末」

秋山裕紀がハノーファー戦で決勝ゴールを決めた【写真:picture alliance/アフロ】
秋山裕紀がハノーファー戦で決勝ゴールを決めた【写真:picture alliance/アフロ】

秋山裕紀は今夏に新潟から期限付きで加入した

 ドイツ2部ダルムシュタットに所属するMF秋山裕紀が大仕事をやってのけた。11月8日に行われた第12節のハノーファー戦で後半アディショナルタイム(AT)に決勝ゴールを決め、3-2の勝利に貢献した。ドイツ紙「ビルト」は「信じられないような結末」と報じている。

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 アウェーで行われた一戦で、秋山は8試合連続で先発出場。ダルムシュタットは、前半5分に先制ゴールを挙げるも、前半のうちに逆転されて1-2とビハインドでハーフタイムを迎えた。それでも後半5分に同点に追いつくと、そのまま2-2で試合は終盤に入った。

 そして後半AT4分だった。秋山はこの試合で2ゴールを挙げていたキリアン・コレダーからヒールパスを受けると、巧みなトラップでスペースにボールを転がし、スライディングを仕掛けてきた相手が届く前に右足を振り抜く。シュートは右ポストの内側を叩いてゴールに決まり、勝敗を分ける決勝点となった。

 ビルトは「ハノーファーはダルムシュタットに2-3で敗れ、ドイツ2部リーグで3位に浮上するチャンスを逃した。4万100人の観衆は最後まで勝利を期待したが、無駄に終わった。ダルムシュタットの2ゴールを挙げたコレダーと秋山がハノーファーのパーティーを台無しにした」と、ホームチームにとって失望の試合になったことを報じた。

 さらに秋山のATの決勝弾の場面については「結末はクレイジーだった。AT4分、秋山がゴールネットを揺らしてダルムシュタットが3-2とリードを広げた」と、描写している。

 今夏にアルビレックス新潟から期限付き移籍でダルムシュタットに加入した24歳の秋山は、リーグ戦11試合で2得点を挙げており、ボランチとしてチームを支える存在になっている。

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