いわてグルージャ盛岡の元日本代表MF小林祐希がミドル弾

　今季からJFLのいわてグルージャ盛岡でプレーしている元日本代表MF小林祐希が、さすがと言わせる高い技術と迫力あるゴールを決めた。

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　11月9日にアトレチコ鈴鹿と対戦した盛岡は1-0でリードした前半19分、右サイドでボールを持った小林が縦パスを出してそのままフォローに走る。落としのボールを受けた小林は、ペナルティーエリア外で45度よりも少し角度の悪い位置から左足ダイレクトでシュートを放った。

　ゴールの外から巻き込んでくるような弾道のボールは、ファーサイドのゴールポストに当たりゴールの中へ。鮮やかすぎる一撃が決まり、盛岡は2-0で勝利を収めている。ファンからは「JFLで見事に環境破壊してる」「なんというゴール」「すごっ！」「そりゃ別格だわ」「うっま」「ひとりだけ見えている景色が違う」「チートだろ」「ナイスゴラッソ?」「スゲェの見た」「今シーズンベストゴールでしょ」とさまざまなコメントが寄せられている。

　小林は東京ヴェルディ下部組織で育ち、二種登録中の2010年にJ2デビューして翌年にトップ昇格した。12年夏からジュビロ磐田でプレーし、16年夏からはオランダ、ベルギー、カタール、韓国と各国のクラブを渡り歩いた。22年夏にヴィッセル神戸への移籍で帰国すると、翌年から北海道コンサドーレ札幌でプレーし、今季から盛岡へ加入している。日本代表では16年から19年にかけて8試合でプレーした。

　盛岡は14年にJ3へ昇格すると、22年にはJ2で戦うも1年で降格。昨季は秋田豊監督に関連する騒動もあってJ3の最下位に沈み、今季はJFLでの仕切り直しになった。JFLでの今季は16チーム中の9位で苦しんでいる。