日本代表20歳が「簡単に決めた」 決勝点で2連勝に貢献…現地高評価「見るのが楽しい」

シント=トロイデンFW後藤啓介が決勝弾
ベルギー1部シント=トロイデンの日本代表FW後藤啓介が、スタンダール・リエージュ戦で決勝ゴールを奪い、チームを1-0の勝利に導いた。シント=トロイデンはこれで2連勝となった。ベルギー紙「Het Laatste Nieuws」は、決定的な仕事をした20歳について「長身の日本人はすでに4ゴール目」と、その得点力に注目している。
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試合はシント=トロイデンがボールを支配するものの、膠着した展開が続いた。同メディアは「前半は一言で言えば、退屈だった」と振り返る。シント=トロイデンはボールを保持しながらも「弱いスタンダールに痛みを与えることができなかった」と指摘。前半の数少ないチャンスはMF畑大雅に訪れたが、先制点を決めることはできなかった。
後半に入ってもシント=トロイデンが主導権を握る展開は変わらなかった。なかなか得点が生まれなかったが、同11分ついに均衡が破れる。MFアルブノル・ムヤが遠目からシュートを試みると、ボールはスタンダールのDF陣の間でこぼれた。「そこに後藤啓介が立っており、GKエポロを簡単に抜いてシュートを決めた」と、得点の瞬間を伝えている。
これで後藤は今季4ゴール目となった。決勝点が決まった後の「残りの30分間は、より見るのが楽しいものだった」と試合が活性化した様子を描写。シント=トロイデンは攻撃的にプレーし、スタンダールは防戦一方となったが、アントワープ戦と同様に「本当のフィニッシュは再び失敗した」と、追加点を奪えなかったことにも言及した。
試合終盤には、途中出場のMF松澤海斗のシュートのこぼれ球を後藤が最終的に押し込んだが、松澤海斗がオフサイドの判定でゴールは認められなかった。11月シリーズで日本代表に初招集された20歳ストライカーの活躍もありシント=トロイデンはこの勝利で勝ち点を6とし、トップ3に再び接近した。



















