クラブが公式発表

　イタリア1部のパルマが11月9日、ACミラン戦で負傷した鈴木彩艶について、「左手の中指と舟状骨に複雑骨折が確認された」と発表。手術を受ける見込みと伝えた。

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　鈴木は8日に行われたリーグ第11節のACミラン戦（2-2）にフル出場していたが、同試合の終盤に手を痛めて病院に直行。クラブの発表によると、精密検査を受け、左手の中指および舟状骨（しゅうじょうこつ）に複雑骨折が確認されたという。

　アクシデントが起きたのは後半37分、ミランのFWアレクシス・サレマーカーズが決定機を迎えた場面だった。鈴木は1対1の状況で果敢に前に出てシュートを阻止しようと試みた。現地メディア「Calciomercato.com」では、その際に「鈴木は落下時に手を地面に打ち付け、サレマーカーズから偶然の一撃を受けた」と、負傷に至った詳細な経緯を説明した。

　日本サッカー協会（JFA）も9日に鈴木の代表不参加を正式発表。鈴木に代わる追加招集は「決定次第お知らせします」としていた。