小泉佳穂が明かしたACLへの思い「どこまで通用するのか」 残り2試合で感じた「チームとしての成長」

小泉佳穂がチームの成長について話した
柏レイソルは11月8日、J1リーグ第36節で名古屋グランパスと対戦し、1-0で勝利した。フル出場で勝利に貢献したMF小泉佳穂は「チームとしての成長も感じるような試合でした」と充実の表情で振り返った。
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お互いが決定機を迎えるも決めきれずに前半を終えると、後半3分にDF原田亘のクロスからオウンゴールを誘発して柏が先制。残りの約40分間で大きなピンチはなく、柏が試合の主導権を握りながらタイムアップを迎えた。
小泉は試合後のミックスゾーンで「2点目を取りたいけど、ボールも保持したい、みたいなところのバランスが難しかった」とプレーの中で感じていた難しさを話したが、「チームとしての成長も感じるような試合でした」と評価する。
「後半のそのリードしてからの振る舞いとして一貫して良かったのは、基本的に受けに回らなかったこと。ハイプレスを掛け続けるっていうところは、多くの局面でできていたので、それが自分たちの自陣に押し込まれてカオスな状態作られるみたいなことが少なくて済んだ。そこもなんかチームとしての成長も感じるような試合でした」
リーグ優勝を争うなかで、「鹿島が勝ってても負けてても、自分たちにとってあんまり良い効果はないと思っていた」と、この試合の2時間前にキックオフしていた鹿島アントラーズの試合情報はシャットアウトしていたという。「仮に鹿島が負けてたとして、変わんないです。本当に変わんないから自分たち勝つしかないじゃないですか」とあくまで自分たち次第であることを強調した。
一方で、リーグ優勝だけでなく、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)へ挑む権利も大事にする。小泉は「僕自身ACLに対する思いは強い」と話し「このチームが、今のACLでどこまで通用するのかっていうのを試したいっていうのはかなりあります」と、今季躍進したチームの力をアジアの舞台で試してみたいという気持ちを明かす。
「2位でACL行けるかどうかも実は確定じゃないんですけど。自分たちが勝ち続けてたどり着けるのはとりあえずそこだっていう思いがあるんじゃないかなと思っています。個人的には、このチームでアジアと戦って、世界と戦ってみたいなって思いがかなりあります」
アジアの舞台だけでなく、その先に待つ世界への意識を明かした小泉。自分が得意ではないと話す、「チームを引っ張る振る舞い」を含めて「やれることはなんでもやらなきゃいけない」と残り2試合となったリーグ戦に挑んでいく。




















