日本代表DFも置き去り…CLで驚愕の75m独走弾「驚異的なスピード」 現地仰天「例外的だ」

トッテナムのDFミッキー・ファン・デ・フェンが衝撃弾
日本代表DF鈴木淳之介が所属するデンマーク1部コペンハーゲンは、11月4日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第4節でイングランド1部トッテナムと対戦し0-4で敗れた。この試合、後半19分にトッテナムDFミッキー・ファン・デ・フェンが決めた自陣からのロングカウンターからのゴールが大きな話題となっている。英紙「ザ・サン」は「信じられないゴールをソロで決めた」と伝えた。
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開幕3試合未勝利のコペンハーゲンは、前半19分に先制点を許してしまう。さらに後半6分にもFWウィルソン・オドベールに追加点を許して0-2となった。苦戦が続いたコペンハーゲンだったが、後半10分にはトッテナムのFWブレナン・ジョンソンが危険なタックルによって退場となり数的優位を得る。
ここから反撃に出たいところだったが、ここでファン・デ・フェンがスーパーゴールを決めた。数的不利でボール回しが難しいなか、自陣ペナルティエリアのすぐ外でボールを持ったファン・デ・フェンは一気にボールを持ち上がる。コペンハーゲンの選手たちも近づくが寄せが甘く、突進するファン・デ・フェンを止めることができない。ハーフウェーライン付近でカバーに入った鈴木も体を寄せたが止められず、ファン・デ・フェンはそのままエリア内に入るとゴール左のコースへシュートを決めた。
鈴木を含むコペンハーゲンの選手4人を置き去りにしてゴールを決めたファン・デ・フェンだが、「ザ・サン」は「2019年12月のバーンリー戦でソン・フンミンが見せたプスカシュ賞を受賞した素晴らしい個人技を彷彿させるものだ。驚異的なスピードで知られるファン・デ・フェンだが、そんな彼にとってもこれは例外的なものだ。ボールを拾い上げると電光石火の速さでピッチを駆け抜け、コペンハーゲンには止めるチャンスがなかった。彼は独走したまま、自信を持ってチームの3点目となるゴールを決めた」とし、すでにシーズン6点目となるゴールを挙げたDFの得点力を評価した。
トッテナムは数的不利を感じさせずに後半22分にもカウンターから追加点を挙げて4点目を記録。数的優位を得ながらも75メートルの独走ゴールを許したコペンハーゲンは気落ちしたか、最後まで得点を挙げることができずに0-4で敗れている。




















