22歳日本人が孤軍奮闘「最高の男だった」 欧州1年目で存在感…現地で最高評価「的確に対応」

野澤が劣勢の展開で再三の好守…唯一の高評価
ベルギー1部アントワープFCは11月3日、リーグ戦でシント=トロイデンと対戦し、0-1で敗れた。劣勢のなか、正守護神として先発した日本人GK野澤大志ブランドンが、最小失点に抑える奮闘をみせた。ベルギー地元紙「Gazet van Antwerpen(GVA)」は「アントワープで最高の男だった」と称賛している。
【注目】「ちょっと見てみようかの」久保竜彦も熱視線! WOWOW独占生中継「UEFAチャンピオンズリーグ2025-26」の視聴はこちら
試合は開始16分にMF伊藤諒太郎に先制ゴールを献上。同22分にはDFマッシミリアーノ・フーロンが退場してしまい、試合の主導権は完全にシント=トロイデンに渡った。攻守ともに後手に回り、シュート数でも大きく上回られるなど、アントワープにとっては終始苦しい内容となった。
そのなかで輝きを放ったのが野澤だった。「GVA」では「アントワープで最高の男だった」と高く評価し、「元ベールスホットのセバウイのコントロールシュートを素晴らしい反応で下隅から弾き出した。その後も数回、的確に対応していた」とプレー内容を詳細に綴っている。
また、「日本人ゴールキーパーがいなければ、被害はさらに大きかった」とし、ゴール前での冷静な対応がチームを大敗から救ったことに言及。敗戦のなかで唯一高評価となる採点「7点」をつけられており、味方選手が軒並み低評価となる中、孤軍奮闘ぶりが際立った。
アントワープは今季リーグ戦で15位と、安定感を欠いている。そのなかでも、渡欧1年目の22歳日本人GKが守護神として着実に存在感を強めており、今後の活躍に期待が高まる。
page1 page2





















